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[knoppix:6165] Live-DVD Mediumの提案

Date: Wed, 15 Mar 2006 11:34:48 +0900 (JST)
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タイ国、ノンタブリ県の田村です。

些末なことで恐縮ですが、ひとつ提案がございます。最近遅ればせながら、
V4.0.2 (AIST)の再構成に着手しました。目的は以前と同様、多言語化です
(CJK + Southeast Asian Languages)が、従来の方針を改め、既存パッケージ
の削除は極力避けることを原則としました。当然、isoファイルは700MB
を遥かに超えてしまいますので、CDはあっさりと諦め、思い切ってLive-
DVDにしてしまいました。これは、yakの皆さんが一度採用したことのある
方法です。最近ではDVD-ROM/DVD-RWドライブの価格が急落しています
から、CDからDVDへの移行問題は、遅からず自然解消するでしょう。

これで、再構成作業が格段に楽になりました。これまで一番苦労していた
のが、パッケージの削除だったからです。今回試作したLive-DVDのイメー
ジサイズは913MBほどでした。作業手順はLive-CDの場合と同様です。
焼き付けは、dvd+-rw-toolsというパッケージを導入した上で、k3bで
行いました。

DVD-Rの容量は4.7GBですから、未だその3/4以上が未使用です。ここに
膨大な量の追加ファイルを収録できます。cloop外に納めれば、Windows
からの利用も可能ですから、教育用など、特定目的のためのLive-OSの
作成に最適ではないかと思いました。実際に起動してみると、CDに比べて
DVDの方が安定しているように感じました。CDのようにドライブが高速
回転して唸ることもありません。とても静かです。また、これは単なる
体感ですが、もしかしたらCDよりも高速かもしれません。

これはいわば、"Lite"でも"Maxi"でもない、"Knoppix Live-DVD Medium"
ですが、皆さまも是非、一度お試しになってください。
以上です。

田村志緒理
(2006-03-16)
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