いいじまです。
From: Kuniyasu SUZAKI <k.suzaki@xxxxxxxxxx>
Subject: [knoppix:0136] Re: Virtul PC版で不思議なこと
> VirtualPC でうまくディスプレイサイズが合わせられない問題ですが、すぐに
> は確める時間が取れそうもありません。virtualpc-j に振ってもダメかな。
> VirtualPC の欠点をあばくチャンスだけど。
調べてみたところ、Virtual PC側の問題ではなく、
KNOPPIX側のの問題のようです。
Virtual PCや VMwareの様にHDDに入れた状態では、boot:
パラメータの screen オプションは、
/etc/sysconfig/xserver
/etc/sysconfig/knoppix
に書かれている方を、優先するようになっています。
KNOPPIXが起動する時に Xを設定するコマンドは、
/usr/sbin/mkxf86config(shell script)なのですが、
それを読む限りだと screenの代りに、
boot: knoppix xscreen=1280x1024
とすればそちらが優先されるようです。
この辺りは、KNOPPIXの意図的なものか、書き/作り
間違えなのかは判りません。
もう一つの解決方法は、
例)
# rm -f /etc/X11/XF86Config-4
# rm -f /etc/X11/XF86Config
# rm -f /etc/sysconfig/*
として、設定ファイルを消します。この様にしておけば、
再起動後にKNOPPIXが始めから自動設定するため、boot: からの
オプションが優先されることになります。
xserverをでたらめにするとうまく行く点ですが、これは
Xの起動に失敗して、始めから設定し直すためではないかと
考えられます。
それと、Virtual PCの Hard Disk Imageの lilo.confに、
"xserver=XFree86" と指定してある事については、KNOPPIXが
自動設定で XF86_S3を使ってしまう問題への回避です。
CDROM版を Virtual PCで起動してみると判るかも知れませんが、
何も指定しないと XF86_S3を使って 256色しか出ない環境に
なります。
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飯島賢吾 // k-iijima@xxxxxxxxxx
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