Vitruvian Penguin
knoppix

[knoppix:0137] Re:Virtul PC版で不思議なこと

Date: Fri, 11 Oct 2002 11:20:49 +0900
X-mailer: Mew version 1.94.2 on Emacs 20.6 / Mule 4.0 (HANANOEN)
 いいじまです。

From: Kuniyasu SUZAKI <k.suzaki@xxxxxxxxxx>
Subject: [knoppix:0136] Re: Virtul PC版で不思議なこと

> VirtualPC でうまくディスプレイサイズが合わせられない問題ですが、すぐに
> は確める時間が取れそうもありません。virtualpc-j に振ってもダメかな。
> VirtualPC の欠点をあばくチャンスだけど。

 調べてみたところ、Virtual PC側の問題ではなく、
KNOPPIX側のの問題のようです。

 Virtual PCや VMwareの様にHDDに入れた状態では、boot:
パラメータの screen オプションは、

/etc/sysconfig/xserver
/etc/sysconfig/knoppix

に書かれている方を、優先するようになっています。

 KNOPPIXが起動する時に Xを設定するコマンドは、
/usr/sbin/mkxf86config(shell script)なのですが、
それを読む限りだと screenの代りに、

 boot: knoppix xscreen=1280x1024

とすればそちらが優先されるようです。
 この辺りは、KNOPPIXの意図的なものか、書き/作り
間違えなのかは判りません。

 もう一つの解決方法は、

例)
  # rm -f /etc/X11/XF86Config-4
  # rm -f /etc/X11/XF86Config
  # rm -f /etc/sysconfig/*

 として、設定ファイルを消します。この様にしておけば、
再起動後にKNOPPIXが始めから自動設定するため、boot: からの
オプションが優先されることになります。

 xserverをでたらめにするとうまく行く点ですが、これは
 Xの起動に失敗して、始めから設定し直すためではないかと
考えられます。

 それと、Virtual PCの Hard Disk Imageの lilo.confに、
 "xserver=XFree86" と指定してある事については、KNOPPIXが
自動設定で XF86_S3を使ってしまう問題への回避です。

 CDROM版を Virtual PCで起動してみると判るかも知れませんが、
何も指定しないと XF86_S3を使って 256色しか出ない環境に
なります。

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 飯島賢吾 // k-iijima@xxxxxxxxxx
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