Vitruvian Penguin
knoppix

[knoppix:1929] knx-hdinstall.ja実行後のファイルのuser/groupについて

Date: Sun, 10 Aug 2003 01:23:10 +0900
X-mailer: Sylpheed version 0.7.4 (GTK+ 1.2.10; i386-debian-linux-gnu)
柘植です。こんばんは。
スレッドを立て直しました。

On Sat, 9 Aug 2003 19:56:01 +0900 (JST)
Kimura Katsuhiko <alsnovax@xxxxxxxxxxx> wrote:
> > /etc/hosts.allow
> > /etc/inetd.conf
> > /etc/inittab
> > /etc/inputrc
> > /etc/profile
> > /etc/sudoers
> > /etc/auto.mnt (groupのみknoppix)
> 
> 私もHDにインストールしておりますが、
> 確かにそうなっております。

調べて下さってどうもありがとうございます。
今まで全く気がつかなかったのでちょっとびっくりしてしまいました。

その後、AISTの日本語版に入っているknx-hdinstall(.jaじゃない方)や、
本家版のインストーラー(knx-hdinstallとknoppix-installer)でインストー
ルを試してみたところ、/usr/srcディレクトリ以下全体がowner/groupとも
にknoppixになっていることを知りました。(knoppix-installerの場合はuser
名を自分で選択できるので、/usr/srcディレクトリ以下は自分で選択した
userの所有となります)

またこれはHDにインストールしたKnoppixだけではなく、CD-ROM起動のKnoppix
でも同じです。/usr/srcディレクトリが一般ユーザーの所有になっている
ディストリビューションって他にあるかどうか知らないのですが、
どうやらこの件に関しては「意図された結果」のような感じがします。

このへんの「意図」をご存知のかたがいらっしゃったら教えていただけると
うれしいです。

ただ、/etc以下の一部のファイルがユーザknoppixの所有になっているのは
AISTの日本語版に含まれるknx-hdinstall.jaを実行した場合に限られる
ようです。

knoppix_20030606-20030717のknx-hdinstallとknx-hdinstall.jaをそれぞれ
実行した結果を比較したところ、knx-hdinstall.jaを実行した時のみ以下の
ファイルの所有者(または所属グループ)がknoppixになっていました。

/etc/hosts.allow
/etc/inetd.conf
/etc/init.d/keymap.sh
/etc/inittab
/etc/inputrc
/etc/profile
/etc/rc0.d/*
/etc/rc2.d/*
/etc/rc3.d/*
/etc/rc4.d/*
/etc/rc5.d/*
/etc/rc6.d/*
/etc/rcS.d/*
/etc/sudoers

これらは全て、knx-hdinstall.jaと同じパッケージknoppix-hdinstall-ja
に含まれるテンプレートファイル/usr/local/lib/knx-templates-0.38ja0.1.tgz
に含まれているもので、その中身を見てみると、確かに上記のファイルの
所有者がknoppixとなっていました。

/usr/share/doc/knoppix-hdinstall-ja/changelog.Debian.gzを見てみると
knoppix-hdinstall-ja_0.38-1aist0.3_i386.debのリリースが
`Mon, 31 Mar 2003 17:16:42 +0900'となっていますから、
knoppix_20030520-20030606以降のバージョンでは全て同じことが
起きているのではないかと思います。ご注意下さい。
-- 
Tsuge Akihide
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