Vitruvian Penguin
knoppix

[knoppix:1944] knx-hdinstall.ja実行後の/etc/fstabの記述について

Date: Thu, 14 Aug 2003 11:22:13 +0900
X-mailer: Sylpheed version 0.9.3 (GTK+ 1.2.10; i386-pc-linux-gnu)
柘植です。こんにちは。

knoppix_20030726-20030812を使わせていただいてます。

On Wed, 13 Aug 2003 11:14:15 +0900 (JST)
[knoppix:1937] KNOPPIX_20030726-20030812版 公開
Kuniyasu Suzaki <k.suzaki@xxxxxxxxxx> wrote:

> 今まで Shift + space での日本語モード切替を Windows like にしました。

これおもしろいですね。
しばらく前のyak-jp版でも Alt+半角/全角 を使って日本語入力できるように
なっていて、そのうち産総研のほうでも、と期待してました。

F7で全角カナ、F6で半角カナもいいですね。

ところで、knx-hdinstall.jaを使ってHDにインストールするときに、
自動生成される/etc/fstabに間違った記述がされることがあるようなので報告
します。

 + 実際には/dev/hda1はvfatなのにfsタイプがext3になっている。

これは本家のknx-hdinstall, 新しいインストーラknoppix-installerでも
同様のことが起きるので、AISTの日本語版特有の問題ではありません。
今回AIST版のベースがKNOPPIX_V3.2-2003-07-26に上がって、それにともない
knx-hdinstallのバージョンが上がったことで発現するようになったようです。

根本的には/usr/sbin/scanpartitionsの問題のように思います。

scanpartitionsはrebuildfstabの中から呼ばれ、rebuildfstabがscanpartitionsの
実行結果を元にしてfstabを自動生成します。新しいknx-hdinstallでは
rebuildfstabによって/etc/fstabを生成するように変更されています。

通常のCD-ROM起動の場合はscanpartitionsの動作に問題ないのですが、HD上の
どこかの(ext3)パーティションをマウントした状態でscanpartitionsを実行す
ると、/dev/hda1がext3になってしまいます。

knx-hdinstall実行時にはインストール先をマウントしているわけですから、
先に述べた問題が発生するわけです。

で、なぜscanpartitionsがfsタイプを誤認識しているかというと、

      13 # Check if partition is already mounted
      14 while read device mountpoint filesystem relax; do
      15 case "$device" in *$1*) echo "$filesystem"; return 0;; esac
      16 done <<EOT
      17 $(cat /proc/mounts)
      18 EOT

よくわからないのですが、このへんに原因がありそうな気がします。
試しにこの部分をすべてコメントアウトして実行してみたら
/dev/hda1が正しくvfatと認識されました。

## このへんのところを本家MLで質問してみたんですが、私のへんな英語が
## 通じなかったようで(^^;、どなたからも反応なくみごとに埋もれてしま
## いました。
-- 
Tsuge Akihide
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