須崎です。
KNOPPIX3.3日本語版(KNOPPIX_20030924-20031015)をダウンロード可能にし
ました。
http://unit.aist.go.jp/it/knoppix
UserModeLinux 対応にしました。KNOPPIX 内でもう一つ KNOPPIXを立ち上げら
れます。上記HPに動作画面を掲載しています。KNOPPIX専用ですが、VMwareや
VirtualPCのように使えます。
■ UserModeLinux KNOPPIX の使い方
・/opt/uml/runuml を実行してください。CD内のcloop ファイルを使って起動し
ます。
・runuml -h オプションで使い方を表示します。
・-d オプションでデスクトップが替えられます。KDEの起動が遅い場合は
runuml -d xfce をお試しください。
・-m オプションでUserModeLinux のメモリを指定できます。デフォルトで128M
のメモリを割り当てています。実メモリは256Mが推奨です。
・-g オプションでウィンドサイズが指定できます。デフォルトで 800x600 です。
・cloop ファイルはデフォルトでCD内のものを使いますが、-c オプションでHD 等
にあるcloopファイルもコピも使えます。runuml -c cloopファイル
・IPアドレスは UserModeLinux(ゲストOS)が 172.17.0.2 です。KNOPPIX(ホスト
OS)のtap0 172.17.0.1 からNATでネットワークを使う設定になっています。
・UserModeLinux版の今後の計画。
・cloop のイメージファイルをWAN対応ファイルシステム(SFS: Self-certifying
File System)で提供します。サーバ環境構築に時間が掛かっていますが、お待ち
ください。クライアント環境は既にCDに組み込んであります。WANが使える環境
では、下記のコマンドでSFSを試せます。
cd /sfs/@sfs.fs.net,uzwadtctbjb3dg596waiyru8cx5kb4an
・UserModeLinux対応のKNOPPIXは Internet Confernece(10/27,28 電通大)、Linux
Conference(10/30-11/1 大阪産業創造館)、関西オープンソース+フリーウェア
展示&BOF(10/31-11/1 大阪産業創造館)で発表/展示します。
・資料
IC2003 WIP&デモ"地域ネットワーク,WAN,P2P環境でのKNOPPIXマイグレーション"
http://unit.aist.go.jp/it/knoppix/IC2003.pdf
IC2003 ポスター
http://unit.aist.go.jp/it/knoppix/IC2003poster.pdf
Linux Conference論文 "UserModeLinuxを使ったKNOPPIXマイグレーション"
http://unit.aist.go.jp/it/knoppix/LC2003.pdf
関西オープンソース+フリーウェア配布資料 "KNOPPIX 3.3 日本語版"
http://unit.aist.go.jp/it/knoppix/KOF2003.pdf
■ 10/02 版からの更新
・qtpartedメッセージ日本語化
・knoppix-installer.shメッセージ日本語化と細かい修正
注)Debian形式のシステムでインストールした場合、networkの設定は受け継が
れません。netcardconfigなどでの再設定が必要です。また、user名を knoppix
以外にした場合は、mozillaの再設定も必要になります。
注)Knoppix-Systemでのインストールの場合、user名はknoppixで固定されてい
るため問題はありません。ただし、CD版でのユーザ環境などは引き継がれなく、
インストール時に設定したパスワードも利用されません。
・OpenOffice.org日本語入力時の挙動修正。フォント置換設定。
・install_acrobatreader.sh,install_java.shの起動画面変更
・/cdrom/Aist/uml_uninstall.shの追加
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suzaki
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