柘植です。こんにちは。
On Sat, 24 Jan 2004 00:12:20 +0900
[knoppix:2793] Re: .xsession
"comini-k" <kazuya@xxxxxxxxxxxxx> wrote:
> AIST版ではXIMの起動を/etc/xsession.dで行っているのに対して
> YAK版ではXIMの起動を$HOME/xsession.dで行っているという
yak-jpのことはよく知らないので興味深いです。
[knoppix:2729]に示していただいた[ya-knoppix-jp-devel]での議論
を読んで、HDインストール後のシステムはどうあるべきか、なんて
ことをぼんやり想ったりしてました。
私の場合、Knoppixを知ったばかりの頃は
「持ち歩けてこそKnoppix、HDにインストールして何がおもしろい?」
などと思い込んでました。
でもしばらくすると、CD-ROMとUSBメモリを常に持ち歩き必要があれば
よそさまのPCをお借りして…みたいな使いかたが自分にはまったく
縁遠いものであることに遅まきながら気がつきました。
すると、特定のPCで使い続けるのであれば、HDにインストールして安定
した環境に仕立てあげたほうがずっと楽だなあと思うようになりました。
それからはKnoppixをHDにインストールして使い続けています。
で、ここからが本題です。
上のような使い方をしている私にはインストール後の状態は「純正の」
Debianシステムと同じになっているほうがありがたいのですが、実際には
そうなっていません。
;; ありがたい、というのはKnoppixユーザに比べて圧倒的に多いDebian
;; ユーザが書き残したネット上の資料が有効に使えるからです。
たとえば/etc/inittabも/sbin/initもKnoppix独自のものですし、XIMの
起動方法にしても違います。試しに/etcディレクトリで
# find /etc | xargs egrep -i knoppix
としてみると、Knoppixの痕跡がたくさん見つかりますね。
先に書いた[ya-knoppix-jp-devel]での議論をちょっと読んだ限り、
HDインストールした後にはこのへんのところ、つまりLive CDとしての
Knoppixの「トリッキー」なところをなんとかしようという意思を
感じました。
[ya-knoppix-jp-devel]での議論自体約1年前のことなので、現在
のyak-jpで実際にどうなっているのかがちょっと気になるところです。
最後に。これはAISTに対する要望ではありませんが、
ふたつのシステムを必要に応じて自在に往還すること
Debian --> Knoppix --> Debian
これをapt-getその他で半自動的にできればおもしろいなと思ってます。
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Tsuge Akihide
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