尾山です。
こんにちは。
> > この件、ちょっと気になるので KNOPPIX が起動している状態で
> > 次のコマンドを打った結果を教えてもらえませんか?
> >
> > $ cat /proc/cmdline
>
> はい。ご質問の主旨が私にはよく分からないのですが,ご報告します:
>
> $ cat /proc/cmdline
> ro root=/dev/hdb6
なるほどー。この状態では、KNOPPIX には言語設定の指定が
されていないことになっているので、デフォルトの LANG=de と
なってしまいますね。
/proc/cmdline の値に入っている文字列とは何ぞやというと、
カーネルの起動する時に渡されたオプションです。
LILO とか GRUB とか syslinux がカーネルを起動させる
時に渡しているものです。
この渡されたオプションによってさまざまな指定を
することができます。デフォルトのランレベルとか、
シングルユーザモードで起動させるとか、init として
起動させるプログラムパスであるとか。KNOPPIX では
言語の選択もこのオプションを利用するように独自に
拡張してありますが、きちんと指定しておかないと
デフォルトの "de" な設定になってしまうので
日本語入力ができないとか、キーボード設定がおかしい
とかいうことになります。
ブートローダの設定を行なって、lang=ja という
オプションをカーネルに渡せば特にどこかを改造
する必要はないと思います。ただ、この起動オプションを
解析している処理に一部バグがあって、起動オプションの
先頭のものは処理できない作りになっているので
そこだけ注意して下さい。最初のオプションは
init=/etc/init にしておくのがいろんな意味で
安全設計かなぁと思います。
このオプションの渡し方の詳しい説明に関しては、
ブートローダにかなり依存しているので、マニュアル
やネットで検索してみて下さい。
LILO なら /etc/lilo.conf に append 行を追加
append="lang=ja"
syslinux なら syslinux.conf に append 行を追加
append lang=ja
GRUB なら kernel 行の最後に追加
lang=ja
とかいう感じにオプションを追加してやれば、
日本語の設定で起動するはずですが、未検証です。
オプションの最初のものが lang=ja にならないように
注意しつつ設定してやって下さい。
その他の KNOPPIX 独自の起動オプションについては
http://www.google.co.jp/search?q=KNOPPIX+%E8%B5%B7%E5%8B%95%E3%82%AA%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3&hl=ja&lr=lang_ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&sourceid=mozilla-search
こういう事して調べてみて下さい。
ではでは
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