よこうちです。
"Yasuhiro Funaki" <funaki@xxxxxxxxxxxx> wrote:
> ご質問頂きました内容について申し上げます。
>
> ・Dynamic DNSはなぜ必要なのですか？
> A.相手の方のグローバルIPアドレスを特定するためです。
P2Pでの送受信を想定しているわけですね。
中継サーバは挟まないということですね。
> ・カラーFAXじゃなければダメですか？
> A.モノクロかカラーの選択は、プリンタドライバとプリンタの選択次第です。
> インクジェットプリンタなら、カラー写真でもセピア調でも、
> 赤色でまるばつしてある答案用紙も送れます。
> モノクロよりカラーのほうが、表現力も説得力も豊かです。
> モノクロだけだったら、NTTの電話回線で既に存在します。
> 印刷しなくても、HDDに保存しておいて
> Acrobatreaderなどで開いてみて
> 必要な内容だけ自分で選んで印刷する方法もあります。
ある程度の枚数になったら、受信時にハードディスクが必要になるんじゃ
ないかと思うのはよこうちだけでしょうか？
> Windowsマシンにウイルス対策ソフトが最新の定義ファイルが入った状態で
> 使える環境なら、ウイルスに感染しているバイナリファイルでも
> Windowsマシンに取り込む段階で確認できて受け取れそうです。
> 受け取る手段は、SAMBAのファイル共有でごっそり取り込んだり、
> KNOPPIX謹製インターネットFAXサーバーのWebメニューから
> 必要なファイルを選択して取り込むことも出来そうです。
あくまで送受信するのはPDFファイルとすれば、ウィルス云々の話は
ひとまず考えなくても良いと思うのですが。
＃PDFに仕込みをという話もなくはないですけどね。
> ・バイナリファイルをFAXで送ったら、相手が困りませんか？
> A.PDF以外のバイナリファイルが送られた場合、
> 受け取り側で「受信拒否」する設定で対応できそうです。
> 一通あたりのファイルサイズの制限も設定次第で出来そうです。
> PDF形式は、アドビ社の純正PDFでなくて互換PDFでも、
> ある程度は十分な品質が維持できるようです。
> 若干のレイアウトが崩れたりするのはご愛嬌ということで・・・。
PDFに変換したものだけを送信するようにすれば良いと思うのです。
要は、画像の入力はスキャナのみにして、ファイルからの取り込みは
行わない仕様のソフトウェアを作れば、受信拒否云々まで考えなくても
良いと思います。
> ・ApacheとPHPとデータベースは何に使うのですか？
> A.このマシンはアプライアンスサーバーと割り切ってしまえば、
> コンソールとしてCRTもキーボードもマウスも必要なくなります。
スキャナは必要ですよね。
単に画像を送るだけだったら、メールで十分事足ります。
「スキャンして送る」というお話ですよね。
> イメージとしては、Webminの感じです。
> Apacheなら、HTTPSの暗号化も出来そうですし、
> PHPは扱いやすい言語だと考えました。
> 部分的にはJAVAスクリプトもありという感じです。
> データベースは、通信（送受信）履歴の管理と、
> アドレス帳、マシンのイベントログの保存用です。
> 普通の電子メールでは、相手が受信したかどうかよくわからないし、
> 迷惑メールが多くて困っています。
> 「メッセージを受け取りました」とか、
> 「プリンタの紙切れで受け取り拒否されました」とか、
> ちゃんと返事をもらえるように作っておけば、
> データベースで記録すると使いやすい感じだと思います。
データの送受信制御部分は、新たにソフトウェアを作るという
お考えですか？
既存のものを組み合わせて対応するというのは難しいと思います。
> A.電話回線相手ではなく、インターネットの通信回線を利用します。
> なので、モデムを使わずにLANボードで接続します。
> でも、IPPのプロトコルとかは、私にはよくわかりません。
というか、IPPを使ったら、IPP対応機じゃないと使えませんよね。
当然、IPP機器には認証がありますから、それを何とかする必要も
ありますから、現実的とは言えませんね。
> sambaを使えば、OS自体がLinuxでもWindowsとファイル共有可能です。
> Macintoshにも対応できる方法があると思います。
あと、この辺もちょっと意味がわかりません。
Sambaに何をさせるんですか？
受信したファイルを共有させるのだったら、ハードディスク若しくは大容量
デバイスが必要ということですよね。
> 誰でもみんなが簡単に使える、インターネットFAXが最終目的です。
> アプライアンスサーバーと割り切ってしまえば、
> X-Windowが動いていなくてもよさそうです。
> なので、低速マシンでも十分動くかもしれないのです。
CD-ROMからの起動においては、X-WindowとSambaの同時稼働
はかなりのリスクが伴います。
低速マシンなら、搭載できるメモリ量もかなり制限されますので、
Sambaを使うのであれば、X-Windowは使えないと思った方が
良いです。
> ここまでくると、KNOPPIXの真の目的から外れそうですが
> ハードウェアの自動認識技術と一枚のCD-ROMに圧縮保存する技術で
> 製品化できると信じています。
> 古くなったパソコンの再利用ができます。
> 遅いマシンでもがんばって動作する再稼動のチャンスになります。
> こんな感じです。よろしくお願いします。
実現は可能だと思いますが、機能の一部はソフトウェアを組まないと対応
できないと思われます。
あと、機能のスリム化は必須ですね。
誰でも使えるようになるためには、機能が多すぎます。
製品化をお考えでしたら、諸処の事情がありますので、よこうちはこれ以上の
アドバイスは控えさせて頂きます。
がんばってください。
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横内 豊樹(Toyoki Yokouchi)
mail:yokochan@xxxxxxxxxxxxx
http://www.lap-works.net/~yoko/
闇が深くなるのは夜が明ける直前であればこそ
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