i−dayプロジェクト、神生総一を応援していただいている皆様へ
拝啓 秋も日増しに深まりつつありますがいかがお過ごしでしょうか。こちらはそろ
そろストーブを焚く準備をしなければ、と思っております。
さて、当方、2000年7月から地域の方々と共に「i−dayプロジェクト」とい
うボランティア団体を立ち上げました。当時、ある市役所で使われていた250台余
りのパソコンやプリンタが産業廃棄物して処理されることを知り、何とかこれらのパ
ソコンを障がい者や高齢者、学生のために再利用できないものかと、そのパソコンの
所有者である大手リース会社やパソコンメーカー、ソフトウェアメーカー等と交渉し、
何とか100台のパソコンを確保し、北海道内のパソコンを必要としている方々に無
償で提供いたしました。
その後、いくつかのリース会社様からの御厚意で定期的にパソコンを仕入れることが
でき、これまでに300台以上のパソコン、150台以上のOAデスクを提供してき
ました。
デジタルデバイドの解消と中古パソコンの有効利用(リユース)を目的にこの4年間
突っ走ってきたi−dayプロジェクトですが、ここにきて大きな問題が生じてしま
いました。パソコンの保管場所として使用してきた北海道空知郡北村の廃校が市町村
合併の影響で近々取り壊されることになったのです。北村役場からは10月末で撤去
して欲しいと強くいわれております。
当方は、管理者である北村に対して保存をお願いしてきましたが、村長は取り壊しの
意志が固く、これ以上の働きかけは難しい状況です。
そこで、現在、300台余りものパソコンを保管できるスペースを探しているところ
です。希望としては札幌、江別を中心とする道央圏でありますが、もし、それ以外の
地域でもi−dayプロジェクトと同様のボランティア活動に取り組みたい、という
団体がございましたら、パソコンの譲渡も含めて御相談したいと思います。
場所や広さについては贅沢は申し上げませんが、できれば学校の教室1つ分くらいの
スペースがあればとてもありがたいです。賃貸料につきましては、当団体が未だボラ
ンティア団体という財政的に貧弱なものであることから、できましたら光熱費程度の
負担でお願いしたいと思います(将来的にはi−dayプロジェクトは法人化を予定
しております。)
このような内容のメールを突然お送りするのは大変心苦しく、御迷惑をおかけしてし
まっているかも知れませんが、日本国内、あるいは東南アジアの各国にはパソコンを
使いたくても金銭的な理由から購入できない方々がたくさん存在しています。
また、最近は都市部と町村部でブロードバンドの普及率で格差が生じきており、これ
もデジタルデバイドの問題として深刻になってきています。i−dayプロジェクト
はこれからもこうしたデジタルデバイド対策に真剣に取り組んでいくつもりです。
さらに、サーマルリサイクルやマテリアルリサイクルといった効率の悪いリサイクル
をできるだけ抑制し、使えるものはリユース(再利用)させていくこともi−day
プロジェクトの目的です。あくまで燃やしたり、溶かしたりするのは最終手段です。
大変、身勝手なお願いで申し訳なく思う次第でありますが、何とぞ御理解のうえ、も
し、良い物件等がございましたら、当方まで連絡をいただければありがたいです。
皆様のますますの御活躍と御自愛を心からお祈り申し上げます。今後ともi−day
プロジェクト共々よろしくお願い申し上げます。 敬具
2004年9月25日
i−dayプロジェクト 神生総一
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神 生 総 一 (Nobukazu Kamio)
e-mail nob@xxxxxxxx
nobukazukamio@xxxxxxxxxxx
i−dayプロジェクトBlog http://blog.livedoor.jp/i_day/
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[i-dayプロジェクトのパソコンです]
http://jp.y42.briefcase.yahoo.co.jp/bc/nobukazukamio/lst?.dir=/i-day&.view=l
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