鎌滝です。
とりあえず/etc/X11以下にあるファイルの意味は、(たぶん)以下の通り。
XF86Config :Xバージョン3用の設定ファイル
XF86Config-4 :Xバージョン4用の設定ファイル
XF86Config-4.bak :HDDインストール時のバックアップ?
XF86Config-4.in :産総研作成の設定ファイルの雛型V4用
XF86Config-4.in.distrib :オリジナルの設定ファイルの雛型V4用
XF86Config.in :産総研作成の設定ファイルの雛型V3用
XF86Config.in.distrib :オリジナルの設定ファイルの雛型V3用
なぜ、このようになっているかというと、KNOPPIXをより多くのPCで動作でき
るようにするため、Xの古いバージョンも残してあるからです。
で、Tosioさんの環境で"fb1280x1024"オプションで起動できたということは、
Xバージョン4で起動できているということですから、いじるべきXの設定ファ
イルはXF86Config-4であって、XF86Configではありません。
CD起動で"fb1280x1024"オプションを使用した際に作成されたXF86Config-4ファ
イルは、HDD起動した際にも利用できるはずです。ですから、そのファイルを
FD、USBメモリー、あるいは既存のHDDパーティションのどこかにコピーしてお
き、HDD起動したKNOPPIXのXF86Config-4と置き換えれば良いわけです。
その際、XF86Config-4の書き込みはrootで行う必要があります。例えば、FDに
保存した場合は、次のような手順になります。以下はKonsoleで実行した例です。
$ su -
Password:
# mount /dev/fd0 /mnt/test
# cp /mnt/test/XF86Config-4 /etc/X11/
rootのパスワードはHDDインストールの際に設定したはず。また、コピーした
際には確認のためのプロンプトがでたら、「y」キーでOKです。
最後に、以上のことが理解できないようなら、KNOPPIXを再インストールしま
しょう。方法は、1280x1024の環境を作った上で、システムタイプを「ビギナー」
か「KNOPPIX」でインストールしてください。後者なら、CD起動のようにブー
トオプションが使えるようになります。
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