Vitruvian Penguin
knoppix

[knoppix:4721] Re: 解像度変更の件

Date: Mon, 07 Feb 2005 11:08:55 +0900
User-agent: Wanderlust/2.10.0 (Venus) SEMI/1.14.4 (Hosorogi) FLIM/1.14.4 (Kashiharajingmae) APEL/10.4 Emacs/21.3 (i386-pc-linux-gnu) MULE/5.0 (SAKAKI)
鎌滝です。

とりあえず/etc/X11以下にあるファイルの意味は、(たぶん)以下の通り。

XF86Config              :Xバージョン3用の設定ファイル
XF86Config-4            :Xバージョン4用の設定ファイル
XF86Config-4.bak        :HDDインストール時のバックアップ?
XF86Config-4.in         :産総研作成の設定ファイルの雛型V4用
XF86Config-4.in.distrib :オリジナルの設定ファイルの雛型V4用
XF86Config.in           :産総研作成の設定ファイルの雛型V3用
XF86Config.in.distrib   :オリジナルの設定ファイルの雛型V3用

なぜ、このようになっているかというと、KNOPPIXをより多くのPCで動作でき
るようにするため、Xの古いバージョンも残してあるからです。

で、Tosioさんの環境で"fb1280x1024"オプションで起動できたということは、
Xバージョン4で起動できているということですから、いじるべきXの設定ファ
イルはXF86Config-4であって、XF86Configではありません。

CD起動で"fb1280x1024"オプションを使用した際に作成されたXF86Config-4ファ
イルは、HDD起動した際にも利用できるはずです。ですから、そのファイルを
FD、USBメモリー、あるいは既存のHDDパーティションのどこかにコピーしてお
き、HDD起動したKNOPPIXのXF86Config-4と置き換えれば良いわけです。

その際、XF86Config-4の書き込みはrootで行う必要があります。例えば、FDに
保存した場合は、次のような手順になります。以下はKonsoleで実行した例です。

$ su -
Password:
# mount /dev/fd0 /mnt/test
# cp /mnt/test/XF86Config-4 /etc/X11/

rootのパスワードはHDDインストールの際に設定したはず。また、コピーした
際には確認のためのプロンプトがでたら、「y」キーでOKです。

最後に、以上のことが理解できないようなら、KNOPPIXを再インストールしま
しょう。方法は、1280x1024の環境を作った上で、システムタイプを「ビギナー」
か「KNOPPIX」でインストールしてください。後者なら、CD起動のようにブー
トオプションが使えるようになります。
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