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[knoppix:6253] 【問 題解決のご報告】 Windowsか らKnoppixServer に入 れない<パスワードが認識されない>

Date: Fri, 21 Apr 2006 04:42:42 +0900 (JST)
X-mailer: FreeML Web Mailer XP; SP2
【6173】WindowsからKnoppixServerに入れない<パスワードが認識されない>


去る3/22の【6199:お礼<Re:お詫び >】の発言以来ご無沙汰しております

moomin.mamaです。


あの翌日に上記の問題は一発解決をみまして、その後、最終目的であったネット
ワーク経由の【partimage】のバックアップも3月末には何とか形になりました、
すぐにご報告できず今に至っておりましたが、本日ここにまとめてご報告させて
いただきます。


【今回の<Linuxディストリビューション>の使用目的】

 partimageで「パーティションを丸ごとバックアップ」するを修得する。


【使用ソフト】

(各サイトよりダウンロードしCDに焼き付けての使用)

 KNOPPIX 3.7
 KNOPPIX4.0.2日本語
 Patition Image SystemRescueCD version0.2.16


【PC構成】

★PC1:WindowsXP−−−MOをUSB接続(KONIKA OMD-7062) 
  PC2:Windows98SE
   PC3:WindowsXP 
  PC4:Windows98
  PC5:WindowsMe
  PC6:WindowsMe
  PC7:WindowsSE
  PC8:Linux(WebServer)
  PrinterServer使用−−−EPSON PM-A800複合機接続


【テスト機】

 KNOPPIX起動PC ★PC1
 バックアップ元  ★PC1のHda5

 バックアップ先1 ★PC1に接続しているMOへ直接保存する
 バックアップ先2 ★PC2〜PC7までの遊んでいる領域へ保存する
 バックアップ先3 ★PC8の共有ディレクトリにバックアップ、CDに焼付け保存する
           

【進行計画】

 本使用目的の実施に向けて、基礎からのかんたんLinuxブック(福田和宏著書)を
 見ながら、LinuxディストリビューションCDの KNOPPIXで、まずはLinuxを体験を
 する。

1.KNOPPIXでLinux体験
2.インターネット(Mozilla Firefox)
3.コマンド基本操作
4.ネットワークファイル共有
5.partimageでネットワーク経由でのバックアップ
6.できればMOへのバックアップ


1.2.は問題なく、3も必要に応じて問題なし。

4.での <WindowsからKnoppixServerにアクセス>でつまづき
質問させていただいておりました。


【解決手順】

頭を一旦クリアにし【6169】【6155】を何度も読み直して確認作業

→【6169】の下記の再確認

>【アクセスできる条件】
>下記の条件(1〜3)が全て成立している場合のみ
>Windows98/MeからKNOPPIX機にアクセスできます。
>
>1. ワークグループ名がKNOPPIX機・Windows機ともに一致していること。
>  (Windows98/Meでは、異なるワークグループを参照できない)
>
> ・Windows側で対処する場合
>  デスクトップ上の「マイネットワーク」右クリック→プロパティ、
>  あるいはコントロールパネル→ネットワーク で
>  ネットワークプロパティを表示させる。[識別情報]タブをクリックし、
>  ワークグループ名を"MSHOME"から"WORKGROUP"に変更後、再起動。

→OK

> ・KNOPPIX側で対処する場合
>  (ネットワーク構築の都合上、Windows機の
>  ワークグループ名を変更できない場合)、
>  /etc/samba/smb.conf を下記のように書き換える。
>  --------
>  [global]
>  <略>
>  workgroup = MSHOME
>  --------

→vi /etc/samba/smb.confで workgroup = WORKGROUP を確認
→OK

>2. Windows 98/Meのネットワークプロパティに
> 「Microsoft ネットワーク共有サービス」が追加されていること。

→OK

>3. Windows 98/Meのユーザーにユーザー名「knoppix」が存在し
> なおかつ「knoppix」でログインしていること。

問題はこれでした、初めから皆さんにご指摘いただいていたにもかかわらず、
当時はこれを変な思い込みで解釈してしまい、こんな単純なことに全く気が
付きませんでした。

→すぐさま Windows 98/Meのユーザーにユーザー名「knoppix」を登録
→「knoppix」でログイン
→めでたく<WindowsからKnoppixServerにアクセス>できました!! 


次に、 ネットワークファイル共有の確認作業

→PC1で KNOPPIX 3.7 を起動
→ネットワークカードの設定
 (私の場合これを設定しないとネットにつながらなかったため)
→Services−Start Samba Serverの起動
→Utilities−Samba Network Neighborhood でWindowsワークグループ表示
→共有フォルダ名の日本語表示が文字化けしていることを確認
→【6155】の下記を実行

>1.シンボリックリンク削除→CDからコピー (KNOPPIX 3.7のみ)
># rm -f /etc/samba/smb.conf
># cp /KNOPPIX/etc/samba/smb.conf /etc/samba/
>
>2./etc/samba/smb.conf のエンコード設定を変更 (KNOPPIX 3.7〜3.8.2のみ)
># vi /etc/samba/smb.conf
>
><KNOPPIX 3.7(CDからコピーしたので日本語化されていない)>
>unix charset = iso-8859-15
>display charset = iso-8859-15
>dos charset = 850
>↓
><下記のように変更>
>unix charset = EUCJP-MS
>display charset = EUCJP-MS
>dos charset = cp932
>
>3.smb.confの末尾に下記の行を追加 (全バージョン共通)
># vi /etc/samba/smb.conf
>-------------
> [mnt]
>path = /mnt
>writeable = yes
>brouseable = yes
>-------------

→再度 Samba Network Neighborhood でWindowsワークグループ表示
→共有フォルダ名の日本語表示
→OK

エディタも使えるようになったし、ついでにプリンターサーバ経由のプリンターも使
用できるように設定し、この一連の設定作業をいちいち起動する度にするのは面倒な
のでFDとMOに保存、起動時のboot: 画面でFDなら【boot:knoppix floppyconfig】
MOなら【boot:knoppix myconfig=scan home=/dev/sda】指定して、おかげさまで
現在は面倒な設定なしでなんなく使えております。(このboot:画面での「=」の
入力方法がわからなくて難儀しました>苦笑)


さてこれで、4.ネットワークファイル共有 が体験できましたので、
次に 5.partimageでネットワーク経由でのバックアップに挑戦。


田添一哉さんの http://www.thinkpad-lover.org/knoppix/PartImage2.htm を
お手本に

→コンソール起動
→su -
→mkdir /mnt/share/
→ls /mnt で確認
→OK
→mount -t smbfs -o username=任意ユーザー名 //コンピュータ名/共有名 /mnt/s
 hare と入力

”すべての指定が正しければ次にパスワードの入力を求めるプロンプトが表示され
る”と解説されていましたが、どうしも私の場合、username=任意ユーザー名 の後
に password=任意のパスワード の形を求められました。

そこで、違う方法を考えまして・・

→smbmonut //コンピュータ名のIPアドレス/共有名 /mnt/share 
 と入力してみたところ無事に
→password:  とパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されました
→df で確認
→OK
→partimage起動
→バックアップ元 PC1のHda5
→バックアップ先 PC8の共有ディレクトリ
            (/mnt/share/バックアップファイル名.img)

→ファイルのサイズを デフォルト2037Mibから600Mibに変更
→約5Gをバックアップ(約20分)
→ちゃんと600Mibずつ(バックアップファイル名.img.000〜004)に5分割されて完了
→これをCDに焼き付け(5枚)終了
→リストア確認作業
→OK

この方法で、バックアップ先2★PC2〜PC6までの遊んでいる領域へ保存するもOK


次に バックアップ先1★PC1に接続しているMOへ直接保存するため、
【6190】でご指示いただいた作業の再検証


>> 解釈1:この3枚のMOメディアをそれぞれマウントしておくという解釈
>
> というよりも、メディアは使う前に mount しておく必要があるわけですか
>ら、別の terminal から、umount → mount を行って、その上で、PartImage 上
>で、Enter をしてみてはいかがでしょうか?
>
>> ここでMOメディアを交換し、/mnt/mo2 と入力し Enter
>> 
>> 先ほどの画面ではなく、なんか続行しそうな感じだったがが、エラーが・・・
>
> mount point は幾つでも作れます。なお、mount point を作る作業は、mount
>コマンドではなく、mkdir コマンドが行っています。mount は mount point に
>実際にデバイスを接続して、利用できるようにしている、ということです。
>
> なので、/mnt/mo1 をマウントしている状態でメディアを入れ替えてしまう
>と、/mnt/mo1 が umount できないままになってしまうので、/mnt/mo1 のままに
>なるのではないでしょうか?
>
> コンソールは複数立ち上げることができますので、PartImage を起動している
>コンソール以外で、MO の mount/umount を行ってみてはいかがでしょうか?


→partimage起動
→mkdir /mnt/mo1
→ls /mnt で確認
→OK
→mount -t vfat /dev/sda /mnt/mo1
→df で確認
→OK
→バックアップ元 PC1のHda5
→バックアップ先1 ★PC1に接続しているMOへ直接保存する
             (/mnt/mo1/back.img)

→ファイルのサイズを デフォルト2037Mibから600Mibに変更
→最初の600Mib(back.img.000)の作成が終了
→次のメディアを入替えディレクトリを指定し直すメッセージ表示
→別窓でコンソールを立ち上げ
→umount /mnt/mo1 としてみたが【デバイスを使用中】と表示される

→fuser -mv /mnt/mo1 で使用中のプロセスを確認

当然ながら下記のように表示される

  root 2174・・・partimage
  root 2178・・・partimage
  root 2179・・・partimage

ここからどうにもできないのでしかたなく・・・

→fuser -km /mnt/mo1 強制終了

今度は、メディア入替えの表示でMOアクセスランプが消えるのを確認してから、
新しいMOを入替えてみたりいろいろやってみましたが・・・

Buffer I/O error on device sda,logical block 142 lost page write due to 
I/O error on sda・・とかなんとか画面いっぱいに文字が流れてゆきダメでした。 


今度は「Image splite mode」の設定をデフォルト以外の他の2つに指定してみまし
たが結果は同じで・・・ ならば逆にメディアを入替える作業って実際どんな場面、
どんなメディア使用で有効なのか?!とっても不思議に思いましたが、もう〜充分
時間を費やしたので、これに関してはこれまで!!


最後におまけですが、もともと始めた目的が【partimageで「パーティションを丸ご
とバックアップ」するを修得する】でしたので、Patition Image SystemRescueCD
version0.2.16 単体使用でのネットワーク経由のバックアップに挑戦しました。


→Patition Image SystemRescueCD を起動
→keymap selection:22
→net-setup eth0 ネットワークカードの設定
→mkdir /mnt/share/
→ls /mnt で確認
→OK
→smbmonut //コンピュータ名のIPアドレス/共有名 /mnt/share 
→password:パスワード入力
→df で確認
→OK
→partimage起動
→バックアップ元 PC1のHda5
→バックアップ先 PC8の共有ディレクトリ(/mnt/share/back.img)
→ファイルのサイズを デフォルト2037Mibから600Mibに変更
→約5Gをバックアップ(約20分)
→ちゃんと600Mibずつ(back.img.000〜004)に5分割されて完了
→これをCDに焼き付け(5枚)終了
→リストア確認作業


初めて<Linuxディストリビューション>を体験するにあたり、MLの皆さまのありが
たき洗礼を受け、その後<日本の Linux 情報 http://www.linux.or.jp>の<初心
者必見:問題解決のために>のこころを忘れず、前向きに解決に向けて取り組んで
参りました結果、一部を除きめでたく解決に至りました。 いろいろとお騒がせいた
しましたが、あたたかく見守って下さったMLの皆さまには深く感謝する次第です。

どうもありがとうございました。


2006/04/21 moomin.mama
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