濱田@福大です。
ようやく、ミラーサーバの準備も整って参りましたので、
KNOPPIX/Math/2008 の公開を、こちらのMLでもお知らせいたします。
KNOPPIX/Math/2008 は DVD 起動型 Linux の一種で、KNOPPIX 5.1.1 日本語版を
元に数学ソフトウェアを多数収録しています。
詳細については、
http://geom.math.metro-u.ac.jp/wiki/index.php?KNOPPIX%2FMath%2F2008
を御覧ください。
現在、
福岡大学(ftp.knoppix-math.org),
首都大学東京(geom.math.metro-u.ac.jp),
神戸大学(ftp.math.kobe-u.ac.jp),
筑波大学(epidemiology.md.tsukuba.ac.jp) で公開中です。
今回の主な変更点としては、
・起動時に言語環境を選択可能
日本語、中国語、韓国語、台湾語、米語、英語、ドイツ語、フランス語、
スペイン語、イタリア語、ブラジルポルトガル語に対応
・対話式幾何学ソフトウェア GeoGebra の日本語化
(北海道工業大学 和地 輝仁先生、佐藤宏一先生による)
・対話式幾何学ソフトウェア KidsCindy のアップデート
(明治大学 阿原一志先生の作品)
・3次元対話式幾何学ソフトウェア PyGeo の収録
Python ベースのスクリプトによるインターフェースを持った3次元幾何ソフト
・有限要素法ソフトウェア FreeFem++ の収録
・可視化ソフトウェア 3d-XplorMath-J の収録
ただし、Javaのネットワークインストールが必要
・Javaview, surfex 等の可視化ソフトウェアのネットワークインストール
・豊富な開発環境
C, C++, Java(GCJ, Eclipse), Perl, Ruby, Python, Lisp, Scheme, Squeak,
(仮称)十進Basic, Pascal(Lazarus), OCaml, Haskel, Prolog,
OpenCASL, fasm, fasm on DOSEMU
・ビデオの収録
「計算による数理科学の展開」http://www.math.kobe-u.ac.jp/cm/
から一部収録
などの更新が行われています。
また、来週から開かれる以下の研究集会等で展示を行いますので、
お近くの方は、おいでください。なお、会場で配布されるプレス版は、
ネットワーク公開されている版とは、若干異なり、ライセンス上、
自由に再配布できないソフトウェアも含んでいますので、複製は御縁慮ください。
# Risa/Asir Conference 2008
* 2008年3月18日13:20 --20日
* 神戸大学
# 数学ソフトウェアとフリードキュメント/06
* 2008年3月22日(土) 13:00--18:00
* 近畿大学38号館2階多目的利用室
# 2008年度日本数学会年会
* 2008年3月22日--26日
* 近畿大学20号館3階書籍展示場近辺を予定
ネットワーク公開されている版については、自由に複製、再配布が可能ですので、
講義、実習等で使う場合は、ネットワーク版を御利用ください。
|