Vitruvian Penguin
knoppix

[knoppix:0287] knx-hdinstallを使ったHDDへインストールのその後

Date: Fri, 22 Nov 2002 20:41:23 +0900
User-agent: Wanderlust/2.8.1 (Something) SEMI/1.14.3 (牛ノ谷 ) FLIM/1.14.3 (畝傍御陵前 ) APEL/10.3 Emacs/20.7 (i386-vine-linux-gnu) MULE/4.1 (葵 )
M.Kamataki です。

;; あ、タイトルのスクリプト名が間違ってました。

HDD にインストールした Knoppix ですが、Debian のようで Debian でないと
ころで苦労するかもしれません。

その後の不具合と修正です。

 * ヴァーチャルコンソールでログインできない。

CTRL+ALT+F1 などでコンソール画面にし、ログインしようとするとなぜかでき
ません。最初、セキュリティ面を調べてみたんですが、どうも違う。ふと記号
部分を login プロンプトで入力してみると、ウムラウトだ :-p 。う〜む、キー
ボードがドイツローカルになってます。

knx-hdinstall を見ると、

 # Keymap auf de-latin1-nodeadkeys setzen

そんな。で、/etc/init.d/keymap.sh でコンソールモードのキーボードを制御
しているようです。具体的には、当該ファイルを以下のように修正することで
解決しました。

 loadkeys /usr/share/keymaps/i386/qwerty/jp106.kmap.gz

どうやら、/etc/console/boottime.kmap を jp106.kmap.gz のリンクにし、
keymap.sh をさらに修正した方が、Debian の流儀にかなっているようですが、
Debian は初めてで、しかもバージョンによって、ずいぶん変更が多いような
ので戸惑ってます。とりあえず、今は上記のまま。スクリプトを使ったインス
トールでは、ローカルなキーマップを選択するステップがないので、各国語版
の keymap.sh を用意した方がいいのかもしれません。ちなみに、keymap.sh は、

 /usr/local/lib/knx-templates-0.29test.tgz

に収録されています。この中には、主にHDD側の起動時スクリプトが収められ
ていて、実に興味深いですね。

あと、CD 版の /etc/skel の中身ですが、これは、CD 版の knoppix ユーザー
のホームディレクトリの設定ファイルをコピーしちゃってもいいような気もし
ます。.bashrc とか、.xsession など。Desktop ディレクトリはコピーしてあっ
て、なかに MS Office のサンプルは入っているんですが。そうすれば、イン
ストール後の knoppix ユーザーの日本語設定もバッチリなのでは。(このあた
り、リマスタリングして、実験してみたくなりますね〜)

では、今日はこの辺で。
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