きんねこ@金沢です。
On Sat, 14 Jun 2003 11:31:02 +0900
"宮脇文経" <mywkfmnr@xxxxxxxxxxxxx> wrote:
> 一つ、気になることがあります。
> うまくいくマシンはどちらも、メモリに余裕があります。
であれば、メモリに余裕のないマシンでメモリを増設して追試して
みるか、KNOPPIX をコンソールモードで起動して試験してみるのがい
いでしょう。
システムパフォーマンスを見られるコマンドで、全体の動きを確認
してみるという手もあります。
たしかに、IO 性能に影響を与える bug を持ったコントローラとド
ライバの組合せもあって、組み込みなどをやっていると、そういう問
題につきあたる事もあります。kernel にも、よくそういう問題に対
応した patch がリリースされます。
しかし、今回の問題は、相互の環境がメモリの余裕という点で、明
らかに事なるようです。おそらく、オンメモリのディスクキャッシュ
で作業が終るか、swap でフラッシュを繰り返しながら作業領域をし
ているかの差がでているのでしょう。
> このメモリが関係しているのでしょうか。例えば、メモリが少ないと、処理方式が
> 変わり、遅くなるとか。
> # 自宅にメモリ128MB程度のマシンが無いため、確認できないのです。
おそらくご存知かと思いますが、Linux は、メモリに余裕があると、
その余裕のほとんどをディスクキャッシュとして使います。それがリ
ニアなパフォーマンスを出していてる原因ではないでしょうか?
わたしは、最近 512MB の環境で作業をすることが多いので、かなり
大きなディスク IO を発生させるような作業をしても、しばらくはデ
ィスクのアクセスランプは付きもしません。しばらくして、そのボリ
ュームをアンマウントする時になって、ディスクがフラッシュされ、
すぐにはアンマウントできない状態になります。これでは、データを
失うリスクは高いのですが、作業はすこぶる快適です。
ぜひ、KNOPPIX を KDE でないウインドマネージャか、コンソール
で起動した結果を調べてみてください。
|