Vitruvian Penguin
knoppix

[knoppix:1647] Re: gzipが極端に遅いのはなぜ?

Date: Sat, 14 Jun 2003 21:18:28 +0900
X-mailer: Sylpheed version 0.7.4 (GTK+ 1.2.10; i386-debian-linux-gnu)
きんねこ@金沢です。

On Sat, 14 Jun 2003 11:31:02 +0900
"宮脇文経" <mywkfmnr@xxxxxxxxxxxxx> wrote:

> 一つ、気になることがあります。
> うまくいくマシンはどちらも、メモリに余裕があります。

    であれば、メモリに余裕のないマシンでメモリを増設して追試して
  みるか、KNOPPIX をコンソールモードで起動して試験してみるのがい
  いでしょう。
    システムパフォーマンスを見られるコマンドで、全体の動きを確認
  してみるという手もあります。

    たしかに、IO 性能に影響を与える bug を持ったコントローラとド
  ライバの組合せもあって、組み込みなどをやっていると、そういう問
  題につきあたる事もあります。kernel にも、よくそういう問題に対
  応した patch がリリースされます。

    しかし、今回の問題は、相互の環境がメモリの余裕という点で、明
  らかに事なるようです。おそらく、オンメモリのディスクキャッシュ
  で作業が終るか、swap でフラッシュを繰り返しながら作業領域をし
  ているかの差がでているのでしょう。

> このメモリが関係しているのでしょうか。例えば、メモリが少ないと、処理方式が
> 変わり、遅くなるとか。
> # 自宅にメモリ128MB程度のマシンが無いため、確認できないのです。

    おそらくご存知かと思いますが、Linux は、メモリに余裕があると、
  その余裕のほとんどをディスクキャッシュとして使います。それがリ
  ニアなパフォーマンスを出していてる原因ではないでしょうか?
    わたしは、最近 512MB の環境で作業をすることが多いので、かなり
  大きなディスク IO を発生させるような作業をしても、しばらくはデ
  ィスクのアクセスランプは付きもしません。しばらくして、そのボリ
  ュームをアンマウントする時になって、ディスクがフラッシュされ、
  すぐにはアンマウントできない状態になります。これでは、データを
  失うリスクは高いのですが、作業はすこぶる快適です。

    ぜひ、KNOPPIX を KDE でないウインドマネージャか、コンソール
  で起動した結果を調べてみてください。
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