柘植です。こんばんは。
まず最初にfstabの件から。
> 1つだけ。私の修正では/etc/fstabにも出力していますが、それをしていない場合、
> /etc/fstabはどうなっていますか。
miniroot.gzの/etc/fstabは、
proc /proc proc defaults 0 0
pts /dev/pts devpts mode=0622 0 0
/dev/fd0 /mnt/floppy auto user,noauto,exec,umask=000 0 0
/dev/cdrom /mnt/cdrom auto user,noauto,exec,ro 0 0
となっているのはご存知のとおりです。
で、Knoppix起動後の/etc/fstabは、knoppix-autoconfigの実行中にrebuildfstabで
生成される環境固有の部分を除くと、
knoppix@ttyp0[knoppix]$ cat /etc/fstab
proc /proc proc defaults 0 0
pts /dev/pts devpts mode=0622 0 0
/dev/fd0 /mnt/auto/floppy auto user,noauto,exec,umask=000 0 0
/dev/cdrom /mnt/auto/cdrom auto user,noauto,exec,ro 0 0
(# Added by KNOPPIX以下は省略)
となっています。これは何も手を加えていないKnoppixでも同じです。
つまりminiroot.gzの記述がそのまま反映された状態ですが、
'/cdrom'を含む件の行がここに存在しなければいけない理由が、わたしにはまだよく
理解できていないので、miniroot.gzの/etc/fstabは手をつけていません。
逆にどういう場面で'/cdrom'を含む行が必要とされるのかを教えていただけると
ありがたいです。
ところで、
> つまり、CDROMに/cdrom/KNOPPIX/linuxrc2があれば/etc/initを実行する直前で実行
> します。
> 私は、このlinuxrc2で、knoppix-autoconfigだけでなく、あちこちのファイルを書き
> 換えています。
これおもしろいですね。以前に石岡さんに、knoppix-autoconfigをcloop圧縮ファイル
KNOPPIXの外に出す、というアイデアを教えていただきましたが、こういう方法もある
んだなあと思いました。
リマスタリングには非常に時間がかかるのに、cloop内のknoppix-autoconfigなどの
ファイルをいじった後のデバッグの過程で、何度もリマスタリングを繰り返したりして
熱くなってたことも、実は、ありました。
送っていただいた下記ファイルのパッチはおいおい読ませていただくとして、
mkdosswapfile
mkpersistenthome
saveconfig
knoppix-autoconfig
> おおよそ、この考え方に沿ったものができたと思っていますが、
> こちらの方は、ファイル数も多くて、どうしようか迷っています。
> 私のサイト公開までは、まだしばらく時間がかかりそうだし・・・
よろしければうちのPukiwikiで仮公開しませんか?
xrea.comは50MBもらえるんだけど、まだまだ余裕たっぷりなので好きなように
使っていただいて構いませんよ。
http://buxus.s31.xrea.com:8080/pukiwiki/pukiwiki.php?FrontPage
です。
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Tsuge Akihide
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