南島さん、こんにちは。宮脇です。
> 宮脇さん、RWネタにレスってくれてありがとうございます。
> #しかも作った本人より詳しいかも。。
南島さんこそ、すばらしいものを作っていただき、大変ありがとうございます。
> それとKNOPPIX実験室、拝見しています。
> 個人的には
> (6)toramオプションでRAMディスクにコピーするとき、DMAを効かせて高速化す
る。
> に期待しています!
どうもありがとうございます。実験の励みになります。
この件は、昨日実験して成功しました。今日、その性能を測定したところです。
この読み込み処理時間は以下のようになっています。
[凡例]
条件:cloopファイル読込時間+パッチファイル読込時間=合計読込時間 [単位]
[測定結果]
FAT32から読み込み DMAあり:15+1=16 [秒]
FAT32から読み込み DMAなし:24+2=26 [秒]
NTFSから読み込み DMAあり:15+1=16 [秒]
NTFSから読み込み DMAなし:37+3=40 [秒]
この時点のminiroot.gzは明日の夜にもアップしたいと考えています。
#昼間、職場からアップすることが出来ないので、明日の帰宅後にアップします。
ただ、サイズが1312KBもあるので、1.44MB FDイメージには入りません。
CDブートするには、2.88MB FDイメージにするか、ISOLINUXを使う必要があります。
私は、GRUBでFAT32からブートしています。
ddコマンドでドライブ間のコピーをすると、1分間に1GB以上コピーしてくれるの
で、比例計算だと150MBは9秒以下。ファイルのコピーだと、オーバーヘッドも
大きいし、複数の断片にフラグメントしていることもあるので、それらを考慮する
と、9秒⇒16秒は止むを得ないところなのでしょうか。
なお、対象ファイルはデフラグしていないので少々遅く出ていると思います。
FAT32はNTFSより内周にあるにもかかわらず、断片数が4以下なので、
断片数=1040にもなるNTFSのファイルより、早く読み込めたようです。
しかし、DMAの時に、その差が現れないのは意外でした。
> これができるならtoramオプションをdefaultにしてもいいですよね。
> #てゆーか最初はそうしようと思ってたけど、遅いのでやめた。
そうですね。搭載メモリ量をチェックして、メモリに余裕があったら
toramを実行するようにすれば、defaultの方が便利な気がします。
> すいません。
> メモリを活用しまくる前提で作っちゃいました。
> 正直言ってしまいますと、ぎりぎりの状態で起動したとしても、
> その後はきついかもしれないです。
> 例えばapt-get installを使った場合、
> メモリ上にどんどんファイル作っていくことになりますから。
そうですね。メモリも安くなってきたので、それで正解だと思います。
なお、先日の私の日記でふれた「(7)搭載メモリ量384MBのマシンでも、スワップ
ファイルを併用することで、NTFSから通常のKNOPPIX(約700MB)を読み込んで
擬似オンメモリで起動する。」の件、今週末には実験したいと思っていますが、
これが成功したら、搭載メモリ128MBのマシンでも、スワップファイル併用で起動
できるようになるはずです。
> HDとか、USBメモリの活用が必要になるかもですね。
> #今後はそのあたりも考えて行きたいです。
この用途には、継続的ホームディレクトリが便利だと思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。
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