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knoppix

[knoppix:2928] Re: タイ語

Date: 10 Feb 2004 02:15:03 +0900
User-agent: T-gnus/6.15.3 (based on Oort Gnus v0.03) (revision 01) SEMI/1.14.3 (Ushinoya) FLIM/1.14.3 (Unebigoryo~mae) APEL/10.4 Emacs/20.7 (i386-msvc-windows98.1998) MULE/4.1 (AOI) Meadow/1.15 (SHOUBU:63)
こんばんは。赤羽伸之といいます。

UNIX USER 2004年3月号
の「第1特集 フォント徹底解剖」
を見て、タイ語のフォント
http://www.swpark.or.th/Service/Download/download_Title.asp?type_id=27
をインストールしてみました。

1.KNOPPIX 3.3 日本語版 で、継続的ホームディレクトリを
    ハードディスク(/mnt/hda5)に設定しています。

2.このサイトのフォントは、Thai National Font for Linux 
    と Thai National Font for PC の2種類ありますが、
    for PC の方の Garuda というTrueTypeフォントを使いました。
    (for Linuxの方は、afmファイルとinfファイルで、
    多分Type1フォントなんだと思うのですが、設置方法がわからない
    ので、使いませんでした。)

3.雑誌の記事では、Xft2フォントサブシステムでの設定と、
    コアフォントサブシステムの両方が紹介されていたので、
    順番に試してみました。
    アプリケーションによって、どのフォントサブシステムを使うかが
    異なるそうです。(MozillaはXft2の方です。)

3−1.
まず、Xft2の方。これは簡単で、
~/.fonts/ ディレクトリを作成して、ここにTrueTypeフォントを
コピーするだけでした。
その後Mozillaを起動して、タイ語のフォントにGarudaを指定するだけです。
KWriteでもフォントを指定したら、ビットマップフォントではなくて、
このGarudaフォントで表示できました。

3−2.
次に、コアフォントサブシステムの方。これは、ちょっとややこしいです。
先ず、/etc/X11/XF86Configファイルの編集。
自分はRoot Shellから emacs -nw で編集しました。
Filesセクションに
 FontPath "~/.fonts"
を追加しました。
(これは、KNOPPIXメニューから設定の保存でfloppyに保存できます。)
次に、fonts.dirファイルの作成ですが、これは
ttmkfdir コマンドで簡単に作成できました。
(~/.fonts ディレクトリに移動して、ttmkfdir > fonts.dir )

ただ、これだけではまだ不十分でした。
xset +fp ~/.fonts
を実行する必要がありました。
(これは、別の本を読んで、知りました。
『Cygwin --Windowsで使えるUNIX環境--』川井義治・米田聡著 SOFTBANK発行)
# これは、自分が何か設定が不足しているのかもしれません。

ここまでで、OpenOffice.orgでGarudaフォントがやっと
使えるようになりました。

試したことは、以上です。
感想としては、やはり、田村さんがおっしゃるとおり、
タイ文字フォントは、ちょっと小さいです。
でも、ビットマップフォントだとMozillaでは
合成がされないので、TrueTypeフォントでちゃんと
合成されて表示できて、ほっとしました。

特殊な改行規則等がサポートされない件は、
実は自分はまだタイ語をちゃんと勉強していないので、
今はまだ、気にならないのでした...。

以上、報告を終ります。
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