こんにちは、宮脇です。
> また、FAT32パーテーションからのブートで、 "1024x480"も実現してます。
> 私の場合こちらの方が楽だったので、こちらも試されてはいかがでしょう。
> こちらでよく見かける宮脇様のHPで内容を確認できますよ。
ご紹介、ありがとうございます。
FAT32ブートはCDの代わりにFAT32上のcloopファイルをマウントしてブート
するので、手軽に高速な環境を作れるのがメリットです。
cloopファイルをそのまま使うので、HDインストールした環境よりはCDブート
環境に近い状態になります。この場合、プログラムのインストールや各種
設定変更に色々とノウハウが必要になってきますが、この点は、私のHPに
少しずつ追加していこうと考えています。
> KNOPPIXは起動時に毎回デバイスを検出しにいってるみたいで、
本題の方はあまりよく分からないのですが、この点についてだけ一言。
HDインストールした環境でもknoppix-autoconfigは同じものが実行されるの
でしょうか。
knoppix-autoconfigのコメントにはHDインストール環境がどうのという記述が
あるのですが、明確にHDインストール環境を表すブートオプションが見当た
らないので、別のものが実行されているのではないかと考えていました。
もし、同じknoppix-autoconfigが実行されるなら、「nohwsetup」という隠し
オプションがあるようですよ。
(KNOPPIX_20030606-20030625で追加されました。
なぜ、knoppix-cheatcodes.txtに載っていないのだろう)
これを指定すると、以下の処理がスキップされ、
rm -f /dev/cdrom* /dev/cdwriter* /dev/mouse* /dev/modem* /dev/scanner* \
/etc/sysconfig/i18n /etc/sysconfig/keyboard /etc/sysconfig/knoppix
hwsetup -p $HWSETUP_NOAUDIO $HWSETUP_NOSCSI
代わりに以下の処理が実行されます。
/etc/init.d/modutils start
HDインストール環境のように、前回ブート時の環境が残っているなら、これで、
前回ブート時の設定のまま立ち上がるかもしれません。
この場合、/etc/sysconfig/knoppixを編集すれば、ブート時に再設定すべきものと
そうでないものを区別して制御できるかもしれません。
私は、HDインストール環境を持っていないので検証できないのですが、参考に
していただけると幸いです。
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