[knoppix:3602] KNOPPIX 3.4のSambaについて

M.Kamataki です。

お世話になります。

KNOPPIX 3.4 の KNOPPIX メニューから Samba を起動すると、日本語に対応し
た/etc/samba/smb.conf が生成されないという不具合があります。

これは、KNOPPIX 3.4 になり、knoppix-autoconfig 内で日本語に対応した 
/etc/samba/smb.conf が生成されるようになったにもかかわらず、KNOPPIXメ
ニューから起動される usr/sbin/sambastart が /KNOPPIX/etc/samba/smb.conf
をもとに、改めて /etc/samba/smb.conf を生成してしまうからです。という
わけで、次のようなパッチを作ってみました。

---< ここから
--- sambastart~ 2004-07-12 17:58:53.000000000 +0900
+++ sambastart  2004-07-12 18:07:41.000000000 +0900
@@ -70,8 +70,9 @@
 # - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
 #update samba config, make home writeable
 SMBCONF=/etc/samba/smb.conf
+cp -f $SMBCONF $SMBCONF.in
 rm -f $SMBCONF
-sed "s/read only = yes/read only = no/" /KNOPPIX$SMBCONF >$SMBCONF
+sed "s/read only = yes/read only = no/" $SMBCONF.in >$SMBCONF
 
 #ask user and export hardisks if he decides to do so
 #can be done with append to smb.conf as its always a fresh copy
---< ここまで

このパッチが正解というわけではありませんが、KNOPPIXの次バージョン以降
(もしかすると3.5？)で、何らかの対策が入るとうれしいです。

なお、現在のKNOPPIX 3.4でも上記のパッチを sambastart.diff という名前で
~/tmp以下に保存すれば、

$ cp /usr/sbin/sambastart　~/tmp
$ cd ~/tmp
$ patch < sambastart.diff
$ sudo ~/tmp/sambastart start

として、日本語に対応したSambaサーバを起動できます。

また、別件ですが、install2winは、すでに何らかのブートローダを使ってい
る場合は、要注意ですね。f(^^; わたしはMBRをぶっ飛ばしましたが、KNOPPIX
でレスキューしました。

そんなこんなも、http://www.st.rim.or.jp/~kamataki/knoppix/ にまとめま
した。ご覧ください。