いいじまです。
NTFS への書き込みは危険を伴う、とのことですが、あえてその方法を。
> Captive NTFSで、Local Disks Driver Scanというのをやった結果、「アプリケ
> ーション "captive-install-acquire"(プロセス 1522)が致命的なエラーによ
> ってクラッシュしました。(アボートしました)」というエラーが出て止まり
> ます。
これは root 権限云々のレベルではないですね。このエラーメッセージは、
Windows でおなじみの「不正な処理を行ったので強制終了します」と同義です。
> KNOPPIX3.4(knoppix_v3.4_20040517-20040629.iso)を別マシンで焼いてブート
> したところ、あっさり問題のパーティションのドライブの中身が見えました。
問題のパーティションが仮に /mnt/hda1 の位置に見えているとして。
それを見ているウィンドウは全て閉じてください。
コンソールを開き、まずは
cd
id
として、uid=XXXX(knoppix) と出るはずですから、XXXXの部分の数字を確認し、
sudo mount -o rw,remount,uid=XXXX /mnt/hda1
でどうでしょう。/mnt/hda1 以外だったらもちろんその位置を指定してください。
rw は read & write の意味で、その反対は ro(read-only)。
remount は「既にマウントされているが、マウントをやり直す」という意味です。
uid=XXXX は当然、そのユーザーの所有権で、という意味です。
そのあとは普通にいじれるはずです。普通にいじれなければコンソールから
cd /mnt/hda1/windows
sudo cp repair/なんとか.sam system32/config/
のようにコマンド名の頭に sudo とつけると、root 権限でそのコマンドが動作
します。
☆
NTFS への書き込みが恐ければ、予備のハードディスクを FAT32 でフォーマット
して、Knoppix では元のハードディスクから予備のほうに丸ごとコピーして、
コピーのほうでは .sam ファイルを修復しておき、そのディスクに修復インスト
ールをかけてから FAT→NTFS 変換、でどうでしょうか。修復インストールが無
理なら元のディスクをまっさらにして Windows を再インストールしてから、必
要なファイルを書き戻していけば OK です。
この場合、元のディスクが /mnt/hda1、新しく用意したほうが FAT32 フォーマ
ット済で /mnt/hdb1 として(ごめんなさい、Knoppix からパーティションを
FAT32 フォーマットする方法は調べないとわかんないです)、まずは hdb1 を
書き込み可にしておき、それからコンソールで
sudo cp -r -v -p /mnt/hda1 /mnt/hdb1
として経過を眺めていればうまくいくはずです。
(-r、-v、-p の意味は man cp で読んでください。)
ただ、これだと日本語のファイル名で少しだけ問題が起きるかもしれません。
その場合はひたすら場当たり的な対応でいいと思います。
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飯嶋 浩光 / でるもんた・いいじま http://www.ht.sakura.ne.jp/~delmonta/
IIJIMA Hiromitsu, aka Delmonta mailto:delmonta@xxxxxxxxxxxxxxx
───【今日のひとこと】────────────────────────
真似ることは学ぶことである。良いと思ったら、なんでも真似ろ。
――松本清(薬局マツモトキヨシ創業者・第9代松戸市長)
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