[knoppix:4183] Re: 壁を隔てて隣の部屋と無線LAN の構築

|Tanakaさんの無線ＬＡＮに関連して：
|私も無線ＬＡＮを計画しているのですが，田中さんのように
|階をへだてたものではなく，公団住宅の隣室です．ただし，
|壁が鉄筋入りの隣家と考えてよい丈夫なコンクリート壁です．
|電波が遮られるのでは，と懸念しているのですが，どなたか
|ご経験か情報はありませんか？

吉田です。
（元スレッドの内容から外れてしまうのですがお許しください）

私の経験では、アクセスポイントのメーカー・型番によっても、かな
り電波が飛ぶ距離が異なるようです。

新しい機種はセキュリティーを考慮して、あまり電波が飛ばないよう
に出力を絞っているような気がします。


コンクリート壁を隔てて隣の部屋と無線 LAN の構築との事ですが、
両室とも屋外に向いて窓やベランダはありませんか？

もし窓があれば、窓際にアクセスポイントを置けば幾分電波の通りは
良くなるような気がします。しかし、同時に屋外に向けて電波を放出
することになるので、暗号化などの秘匿処置は絶対に必要です。


もし、両室にベランダを伝って有線で引けるのであれば無線よりも安
全かつ安定に接続できます（この方が絶対にお薦めです）。

なお、この様にした場合窓の隙間などにワイヤーを通す必要がありま
すが、平べったい LAN ケーブルをわざわざ使う必要は無く、普通の 
LAN ケーブルをその部分だけバラして通せば OK で、かつ、導線は８
本ありますが４本だけ通線すれば OK です。

つまり、10Base-T や100Base-T で用いられるカテゴリー５と言う 
LAN ケーブルは Wire が８本あり２本をひと組にしてよじってあるか
ら４ペア線ですが、実際に10Base-T や100Base-T で通信に使われる
のは (1)-(2), (3)-(6) の２ペアだけです。残りの２ペアは遊んでい
る状態なのです。 [1000Base の場合は 全線使用します ]
アサインは次の通りです。

1       Output Data (+)
2       Output Data (-)
3       Input Data (+)
4       Reserved for Telephone use
5       Reserved for Telephone use
6       Input Data (-)
7       Reserved for Telephone use
8       Reserved for Telephone use

なお、ワイヤーをほぐして４本だけ使う方法は、カーペットの下に 
LAN ケーブルを敷く場合にも有効です。


また、この様にしてしまうとスループットが落ちるのではと心配され
るかも知れませんが、実際にはほとんど落ちません。



参考の URL を記載しておきます。

http://www.geocities.jp/g_vr5/nikki2.htm
http://www.geocities.jp/g_vr5/default (トップページ)


http://www.peter-rabbit.jp/~peter/reports/pc/wireless_lan/index_lan.html
お恥ずかしいのですが、↑コレは私のページです。
どれだけ電波が飛ぶかを調べたレポートです。


http://www.nicmania.net/etc/cable.html

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YOSHIDA Y.