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[knoppix:6745] 省エ ネ対策への貢献はできないでしょうか

Date: Fri, 16 Feb 2007 11:13:23 +0900 (JST)
X-mailer: FreeML Web Mailer XP; SP2
タイ国、ノンタブリ県の田村です。
ご無沙汰いたしています。MLの流れを乱しようで恐縮ですが、
最近感じていることをちょっと書かせてください。
すでにご存知の方も多いかと存じますが、先頃、本家のMLで、
Knopper氏の異例のメッセージが流れました。

http://lists.debian.org/debian-knoppix/2007/02/msg00006.html

これが本心からの言葉なのか、それとも多少は冗談のつもり
なのか、直ちに判断できませんが、もしかしたらかなり本音
に近いのではないかと勘ぐっています。そんなこともあって、
私もペシミスティックな気分になっています。現状ではOSSや
Linuxの将来はかなり厳しいのではないでしょうか。透明性、
安全性、経済性を挙げてOSSやLinuxを導入することのメリッ
トを強調するだけでは、現在のトレンドを変えるだけのイン
パクトに欠けるように思うのです。おそらく、同じような経
験をなさっている方は少なくないと存じます。

それで、やはり現今の最大関心である地球温暖化対策への貢
献をもう一つの目標にできないものでしょうか。CD/DVD/
USB-Keyからの起動やTerminal Serverを利用したNO-DISK
仕様の場合、どの程度エネルギー消費を抑えることができる
のでしょうか。OLPCのような発電機構を備えたLinuxマシー
ンの場合、その効果はもっと大きいことは確かです。これは
ハードウエアの開発も関係することなので、非常に難しいと
は思いますが、こうした方向での研究や開発が進めば、官公
庁や教育機関へOSS/Linuxの導入を本格的に考慮させる、も
う一つ有力なポイントになるのではないかと思っています。
私自身は門外漢で何ら直接的な貢献はできないので、申し訳
なく感じていますが、そうしたプロジェクトが発足すること
を願っている今日この頃です。以上です。
田村志緒理
(2007-02-16)
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