濱田@福大です.
産総研のページでもアナウンスされていますが,
knoppix_math-20030319 版が ring & aist サーバに公開されました.
http://unit.aist.go.jp/it/knoppix/
# ring のサーバ群にはまだミラーが行き渡っていないかもしれないので
# ダウンロードには注意してください。
これは,2003年3月23日--26日に東大駒場キャンパスで
行なわれる日本数学会2003年度年会において
書籍展示場前のホワイエで配布を行なう予定です.
主な特徴としては,
・KNOPPIX ベースはオリジナル 20030120 を産総研で日本語化対応したものです.
・Maxima (Mathematica 相当の数式処理ソフトウエア。)を含んでいます.
http://maxima.sourceforge.net/
GUI版の xmaxima には簡易 WebBrowser が含まれていますので,
ドキュメントを読みながら,青字のコマンドをマウスでクリックすることで
微積分,行列,微分方程式などの計算を実行できます.
・Geomview (3次元可視化ソフトウエア)
http://www.geomview.org/
サンプルは /usr/share/doc/geomview 以下にある
example1.c,example4.tclを利用しています.
上記で紹介した Maxima から呼び出すこともできます.
・surf (曲面表示ソフトウエア。SuSE の表紙作成にも使われています。)
http://surf.sourceforge.net/
サンプルは source file に含まれている example用のデータを利用しています.
サンプルファイルをクリックすると曲面が表示されます.
曲面のウィンドウを右クリックすると作成に使われたスクリプト等が
表示されますので,そこから File メニューを使って終了をしてください.
・TeX on KNOPPIX
KNOPPIX 上で TeX で文書を作成する際に必要な最低限のコマンドを
解説してあります.
また,デスクトップ上にある「数学デモ」の中には
KNOPPIX-Math.html というファイルがあり,ここで紹介したソフトウェアに関する
リンク集となっていますので御利用ください.
産総研の須崎様,飯島様,ありがとうございました.
とても良いものができたのではないかと思っています.
さぁ,数学会の会場でがんばって配らないと,,,(^^)
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