[knoppix:3095] Re: 貧弱な環境でKNOPPIX を動作させる

こんにちは。宮脇です。

> > 旧コンパックのＡＭＤのＫ６−２（確か３００ＭＨｚ）（目盛り６４＋１２８）
で動
> > きました。今はＦｅｄｏｒａを入れていますが、確かに快調でした（でもちょっ
とも
> > たつくかな？）。
>
> したのですが、Celelon433Mhz+128MByte Memoryで動作しました。
>
> 　さすがに、起動まで10分近くかかったのとswapを取ってやらないと
> 若干動作が不安定でした。
>
> 　同じものを96MByte Memoryのマシンで何とか動かせたもののさすがに
> しんどかったですね。

これって、話題になるほどの低スペックマシンになってしまったのですね。

昨年から、しばしば持ち出している私の職場の実験機は
Celeron 400MHz + Memory 128MB〜256MB
ですし、私の自宅のマシンは、
AMD K6-2 500MHz メモリ128MB
です。500MHzといっても、300MHzからCPU交換＋倍率変更（83MHz×４倍
⇒６倍）したものですが、 交換時、性能向上を体感できませんでした。
体感性能はCeleron 400MHzより遅いくらいです。
常用しているマシン（ノート）はCeleron 1060MHz＋メモリ384MBですが、
私の場合、上の２台でも、よくKNOPPIXを起動します。そして、どのマシン
でも、あまりストレスを感じません。快適に動作しています。
ちなみに、起動時間を測定してみたところ、以下のようになりました。

これらのマシンのKNOPPIXはFAT32にインストールし、
Apache+PHP+sambaを自動起動して使っています。
KDEを起動するとき、Autostartでkonquerorを立ち上げ、localhostの
特定のページを表示します。
起動時間は、Welcome to the KNOPPIXメッセージ表示後、/etc/init.d/rc
の実行終了（Apache+PHP+samba自動起動終了）までが約60秒（内、
16秒はパッチの展開処理）、その後、KDEが起動してkonquerorから
localhostのページにアクセスするまでに約100秒です。（合計160秒）
（Celeron 400MHz + Memory 256MB + FAT32ブート dma指定あり。
IDE-IFはATA-66対応。HDDはATA-100対応の30GB。
KNOPPIX_20040216-20040220版使用。
私のサイトで提供しているminiroot.gz(linuxrc)のログとタイムスタンプ、
およびApacheのアクセスログから計算しました。）

これをメモリ128MBに減らすと、Welcome to the KNOPPIXメッセージ表示
後、/etc/init.d/rcの実行終了までは同じ約60秒（内、16秒はパッチの
展開処理）、その後、KDEが起動してkonquerorからlocalhostのページに
アクセスするまでに約135秒でした。（合計195秒）

メモリを256MBに戻して、dmaオプションを省略すると、起動時間は、
Welcome to the KNOPPIXメッセージ表示後、/etc/init.d/rcの実行
終了までが約65秒（内、17秒はパッチの展開処理）、その後、KDEが
起動してkonquerorからlocalhostのページにアクセスするまでに
約115秒でした。（合計180秒）

＃昔のKNOPPIX（昨年６月頃）をメモリ128MBで使っていた頃は、dma
＃オプションを省略するとむちゃくちゃ遅くなった覚えがあるけど、今回の
＃測定ではほとんど差が無いのはなぜだろう。

FAT32インストールなら、この程度のスペックのマシンでも、快適に使える
ということのようです。