いいじまです。
> > windows等ではOSが動的に空き領域に割り当てることになっているようですが、
> > Linuxでは、最初から専用のパーティションを用意する仕様になっています。
>
> MS-Winでいうキャッシュとなぜ名前が違うのかと思っていましたが、
> キャッシュは動的に割り当てるのに、スワップファイルは専用に
> 用意しているので同じ名称を使うわけにはいかない、ということですね。
キャッシュとスワップは別物です。
キャッシュとは、ディスクの内容のうち頻繁にアクセスする部分をメモリのに
保管しておいて、それによってディスクアクセスを高速化する技術。
スワップとは、メモリが足りなくなったときに、アプリが確保したメモリのうち
当座には必要ない部分をディスクに追い出してメモリを確保する技術。
用語については、実は「別物=別の名前」とは限らなくて、たとえば Windows
では「パーティション」と呼んでいるものを OS によっては「スライス」と呼び
ますし、逆に、別々のものを同じ名前で呼んでいる事例もあったはずです。
で、話をスワップに戻すと、Linux でも、専用のパーティションを作らずに、
既存のパーティション上にスワップを確保することができます。
「swapon」というコマンドを使いますので、man などで調べてみてください。
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飯嶋 浩光 / でるもんた・いいじま http://www.ht.sakura.ne.jp/~delmonta/
IIJIMA Hiromitsu, aka Delmonta mailto:delmonta@xxxxxxxxxxxxxxx
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