[knoppix:2518] Re: KNOPPIX-RW (256MB対応？？)

K.Iwaiです。

> 話は変わりますが、WindowsやMACユーザの一部は
> LinuxやUNIXを難しい物だと捉えていると思うのです。
> それが、ひょんなきっかけでLinuxに転向するときに
> 初心者でも気軽に扱えるものはないかと求めてKNOPPIXを
> 知ると思うのです。ちなみに私もそうでした。
> 無論、違う人もいるはずです。
> しかしLinuxについて扱う雑誌などでも
> 「HDDをいじらなくても使えるLinuxディストリビューション」
> と紹介されていたりします。
> 今はメモリー1GBでどうこうというより
> Windowsユーザなどから転向してきて
> 手始めにコマンドを覚えてみたいという人や、
> これといったお金をかけずにLinuxを使ってみたいという人向けの
> ディストリビューションを作るべきだと、私は思います。
> その環境が整い利用者人口がある程度に達した上で、
> ワークステーションであったりサーバー用途にも使用できる
> ハイスペック対応のヴァージョンを出せればいいと思います。

何故、気軽にLinuxを使いたいのに、気軽に使えるAIST版やYAK版ではなく
Knoppix-RWなのかいまひとつ理解しがたい部分がありますが、
KDEが使えるということは、Windowsから転向した人に対しては、たとえハードウェアの
敷居が高くなっても、ユーザに対するハードルは低くなると思いますよ。

itokimiさんに限らず、AIST版やYAK版を試される前にKnoppix-RWを使用している
もしくは、それぞれのKnoppixの違いを正確に理解されていない場合を考えて
一応説明しますが、（他にもたくさんありますが、３つだけ）

１．AIST版（http://unit.aist.go.jp/it/knoppix/）
　　基本的にはドイツ本家（http://www.knopper.net/knoppix/）の日本語化バージョン。
　　Linuxでメジャーなアプリがこれでもかというほど詰め込まれている。

２．YAK版（http://sourceforge.jp/projects/ya-knoppix-jp/）
　　パッケージの内容はASIT版とほぼ同じだが、USB-CDROMからの起動が可能、
　　再構成ツールを実装するなど独自の要素あり。

３．Knoppix-RW（http://www.mahorex.com/lb-project/pukiwiki.php?KNOPPIX-RW）
　　CD-RWドライブから起動して、移動後にインストールしたアプリを起動ドライブに
　　書き戻すことを容易にしている。

１と２は１２８MB+SWAPまたは２５６MB程度のメインメモリで十分実用的に使えます。
３はCD-RWの内容を全てメモリ上に展開しなければいけない関係上非常に多くのメモリを
消費します。

又、１と２は日本語入力時にLinuxで一般的なShift+Spaceの他にAlt+半角/全角でも
日本語入力可能となっており、Windowsユーザにも使いやすくなっています。