いいじまです。
> 最初の文でも書きましたが、私が使っているKnoppix を見て、Mac User の知人が
> やってみたいといっているのですよ。
> 従って、Linux は、英語の山を乗り越えないと、使えないこと、私自身、十分承知
> しています。
了解しました。最初の文を見落としていたようで、失礼いたしました。
> しかし、Linux を使ってみたいと言う人に、私と同じ経験をさせたくありません。
> そうでないと、Linux は普及せず、いつまでもWindows の蹂躙を受けることになります。
残念ながら個人的には、LInux と Windows は「住み分け」るしかないように
思います。
デスクトップ・ビジネス環境、印刷環境、ゲーム環境としては、すでに Windows
が UNIX 界に追いつき、そして追い越していってしまいました。完敗です。
サーバー用途であるとか、特定機器の制御用であるとか、あるいは核のコンパク
トな部分が他の部分と分離できることを利用してレスキュー用途だとか、あるい
は UNIX 文化の継承用とか、そういった目的がないと Linux は厳しいように思
います。
現にサーバー用途としては Linux は Windows より優位にありますし（Windows
のサーバー版はデスクトップ用よりバカ高い値段だし、何かパッチを当てること
はリモートでできてもその後のリブートをリモートでは怖くてできない）、デス
クトップで使っている人は UNIX 文化に浸った人か、あるいはなにかの制約条件
のために Windows を使いたくない人か、そのどちらかです。
☆
さて、本題に移りますが、知人の方には、まあ中古の PC 互換機を買わせるのが
いちばんの早道なのですが（メモリ 64MB と Windows 98 がついて 2 万円、とか
いうのもありますし）、そうでなければ VirtualPC をお勧めするのがいいと思い
ます。数万円するソフトですが、Mac の上で PC 用のソフトがほぼ何でも動きます。
もちろん Windows をインストールすることもできますし、Knoppix も動きます。
Windows ユーザーも、Windows 用の VirtualPC（他に、NT/2000/XP 限定ですが
VMWare という同類ソフトもあります）を使って、Windows を動かしながら画面の
片隅で Linux、とか、Windows の上で別の Windows を動かして自作アプリの動作
確認（VirtualPC 上の Windows が死んでも本体まで死ぬことはないし、いろんな
バージョンの Windows を共存させることができる）、といった用途にも使えます。
VirtualPC には日本語版もあったと思いますし、Knoppix を VirtualPC で動か
す方法も、UNIX 系雑誌の Knoppix 特集ならきっと載っていると思います。
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飯嶋 浩光 / でるもんた・いいじま http://www.ht.sakura.ne.jp/~delmonta/
IIJIMA Hiromitsu, aka Delmonta mailto:delmonta@xxxxxxxxxxxxxxx
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