Vitruvian Penguin
knoppix

[knoppix:1006] Re: 音楽関係ソフトウェアあれこれ

Date: Tue, 18 Feb 2003 01:18:55 +0900
X-mailer: PostinoClassic Version 1.6.1 PPC
あ

> 主にBUYO-BUYO-IGORさんあて:-)

どうもスイマセン
BUYO-BUYO-IGORです

> ステップライト式シーケンサが全盛の頃DTMをやっていたもので、ちょっと
> 食指がうごきました。で、調べた結果をみなさんに報告するのもかねて。

私はMSXコンピュータで
ヤマハのMusicMacroなんていう
妙なBASICもどきをやってました
結局いまは
その時よりも高級言語に手を出しながら
やってるトコは低級になった気がして
やや焦ります

> Csoundとそのフロントエンドのいくつかを試し、まだちゃんと動いてないのですが、
> 結構おもしろいと感じました。
> 
> しかし使い勝手についてはかなり敷居が高いです。

う〜む
結局フロントエンドを使うと
よけいに解りづらくなるトコロありますよね
むしろ
viあたりで直接.scoファイルをいじれるように
並んでるパラメの意味を壁紙にしちゃうとかで
どうでしょう?
.orcを自分で作るのは骨なので
妙なプリセット楽器として用意しちゃっておくとか
さらに
Csoundは使い方によって
音声ファイル変態加工マシンにもなるので
そのヘンをブラックボックスのままお膳立てしちゃうとかも
面白いと思います

> # "Bath版"とか呼ばれている公式版はこれですか?
> # http://www.cs.bath.ac.uk/pub/dream/platforms/unix/Linux/

確かそうですj.fitch氏のやつですよね?
このカノニカル(?)バージョンは
どうやら他のバージョンとのopcodeの足並み揃えを重視してる面が大きいみたいで
最近までは
Unofficial-Versionの開発の周辺のほうが
盛り上がっていた感じがあります

どういう経緯か知らないんですが
その非公認のほうの一派から飛び出して
Linux版ならではの機能追加で暴走している人のが

> で、とりあえずはパッチをあてた最適化版:
> http://csounds.com/istvan/html/cspatches.html
> 
> を取り込んでバイナリの形で使ってみました。

のようです

> 最新版は4.24.0のようです。

実はおかげさまで
バレンタインにカーネルを2.4.19に上げたら
我がGatewaySOLO(ESS-ES1888)でも正常に音が鳴り出したので
自分もこいつをコンパイルしたいんですが
rootでやるのとユーザでやるのと
どっちがイイのかすら
勉強中です

> うまくいけば、PCの上で仮想的な
> 楽器を作り、短い曲なら演奏内容をWAVやoggにマスタリングすることまでがknoppix
> 上でも可能ですね(補助的なストレージは必要でしょうが)。

例えば.scoファイルで使うパラメータについて
その数や意味に厳格な意味付けを定義すれば
各自が勝手に.scoファイルだけ用意しておいて
旬の楽器をLiveCDとして提供するというスタイルを確立できますね
 
> 疑問は、Csoundのライセンス形態です。GPLでないらしくnon-freeにカテゴライズ
> されていますが、ざっとみたかぎりどういうライセンス条件がついているのか
> わかりません。再配布ポリシー不明なものはちょっと扱えないので、ご存じでしたら
> お教えください。再配布に関する条件は"BSD like"だという記述をどこかで見ましたが
> それも配布サイトにないし、ソースにもないので。

スンマセン。自分も長らく疑問に思っていながら
結局把握できていません
どっかで
「アカデミック・ユースに限る」的な厳しい意味あいがあるような解釈も
耳にしましたが
それは
プログラムを勝手に流用改編するな・・というコトなのか
(だとしても・・どっかのカラオケメーカはCsoundベースのシステム出したし)
Csoundで作った音を商用に使うななのか(まさかね)とか
やくわかりません
アイベックス・ツイン(?)あたりは
Csoundで作った音を音源にしてるみたいだし

ややマイナーですがCsoundに似ていて
MPEG4とは親和性の高い
SAOLのフロントエンドSfront
http://www.cs.berkeley.edu/~lazzaro/sa/
GNUを謳ってますよね
大昔にMacのMPWでコンパイルして試しましたが
テキストだけのスクリプトから
妙な音響が産まれて・・楽しかったです

> つづいてCecilia。

> 波形エディタ、MIDIシーケンスエディタなどユーザ指定で連携できますし、
> プラグイン機能で画面上手で波形を描いた内容で音源を作ることもできるようです。
> 残念ながら今のところTcl/Tkのエラー多数でちゃんと動きませんが、ボクは
> Tcl/Tkまともに使ったこと無いのでちょと二の足を踏んでます。

なんか豪華なんですが
Csoundって
各自がどうシステム構築して.orcや.scoを産み出すかの部分が
それぞれの工夫のしどころなので
予め用意されたツールは
その使い方をマスターするところでゲンナリしちゃいます
自分は目下
Java(去年はXMLも絡めようと欲張りましたが)で
オブジェクト指向の作曲を・・になって来てるので
何か普遍的に流用できるスクリプト吐き出し.classファイルがあるほうが
嬉しいかもしれません

> が・・・・Debianの公式パッケージにもCsoundはないようです。

一時期取り込まれて「問題アリ」なって
何故かドキュメントだけが残骸に残っていた時期があったようです

> あと、PD(Pure Data)というソフトも調べようとしました。
> http://www.pure-data.org/

確かフリーのMAXみたいなモノですよね
MAXも一時期使ったのですが
なんか使いこなすまでに死んでしまいそうなので
追いかけていません

BUYO-BUYO-IGOR------------------
http://buyobuyo.isgenius.com

"SaRiGaMa's Oil Vending Orchestra"
http://oil.isonfire.com
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