赤羽伸之さま、はじめまして。
返信いただき、嬉しいです。
メッセージのキャッチボールが成功しました。
「誰でも使えるKNOPPIX謹製インターネットFAXサーバーの案」は、
私がある会社の情報通信インフラを管理している立場で、
管理者としての日々の苦労の中から生まれた発想です。
電子メールは日々の業務に欠かすことが出来ませんが、
迷惑メールからウイルスメールまで毎日たくさん届く状況なので、
現在のSimple Mail Transfer Protocolには
正直、どうにかならないものかとうんざりして困っています。
http://homepage2.nifty.com/spw/software/vigil/index.html
パケットモニタを使えば盗聴の危険性もあり、
セキュリティを要する場合にはPGPなどを
利用して暗号化するのもお金と手間がかかります。
補助的な技術で固めれば長くてあと数年間くらいはよさそうですが、
いずれこのプロトコルでは安全性が維持できない日が来るのではないかと疑いました。
そこで、
セキュアで拡張性のある通信プロトコルが欲しかったのです。
最新の携帯電話がすぐに普及するみたいに付加機能などの追加が出来て
誰でも使えて、あまりお金をかけなくても実現できる手段として、
KNOPPIXに白羽の矢を立てました。
携帯電話の着信拒否機能や着信メロディも含め、
これまでの電子メールの常識を覆すような発想や構想をもとに
登大遊さんのような頭のいい人に
SoftEtherを開発する要領で新しい通信プロトコルを創ってもらって
その次世代通信プロトコルがデファクトスタンダードとして
RFCに載れば画期的だなぁ。と、企んでいました。
ただのモノクロファクシミリと違って、MP3のaudioファイル付きだったら、
メッセージを受信して開封する時にメロディー電報のようにも使えたり、
デジカメ写真などのバイナリファイルを複数添付することも可能ならば、
これからの時代に相応しいと考えておりました。
PDFで文書を書くという案は、フリーのオフィススイート「OpenOffice」も実在し
現時点の技術の中でセキュアな文書ファイル形式だと判断した結果です。
この規格を練り上げて特許でも取得すれば
運がよければ儲かるかもしれませんが、
私はお金よりパソコンいじりのほうが好きです。
自分のドメインも取得しておりますが、
辺境の地に住んでいるため、未だにADSLが使えません。
そこで、CATVの通信網からInternetに接続しています。
将来、ADSLが開通すれば、個人でもWebサイトを立ち上げる予定です。
会社でお客様とのやり取りにもFAXを使っていますが、
Group3 Facsimileはモノクロなので、図面を見てもよくわかりません。
しかも、大きな図面をプリントアウトしたものを部分的に複写機でコピーの上、
FAXしてくるために、とても鮮明とは言い難く
"6"と"8"の数字すらよく見えないこともあります。もちろん白黒です。
国内メーカーの高機能な複写機には、独自のInternetFAX機能が付いていますが
全てのメーカーが共通ではないので、弊社では各拠点をまたいで使えません。
この独自のInternetFAX機能では、複数の添付ファイルというか
バイナリファイルの送受信機能までもちろん付いていません。
転送にはSMTPかFTPで対応しているだけです。
日本国内においては、
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji32-1.html
電子署名法が平成13年(2001年)4月1日から施行され、
電子署名が手書きの署名や押印と同等に通用する法的基盤が整備されました。
また、認証業務のうち一定の基準を満たすものは、
国の認定を受けることができる制度が導入されました。
法律上でも、電子媒体の有効性が認められた今なら、
遊び心をくすぐるような、新世代の電子メールのような感覚で、
何でも出来る可能性を秘めたInternetFacsimile(仮称)が
産声を上げてもよさそうな時代だと私は考えております。
"facsimile"の意味は、
複写[ふくしゃ]、複製[ふくせい]、ファクシミリ、模写[もしゃ]であって、
略して"FAX"だと思います。
私は最初の投稿から、
「[0003531 2004/07/07 19:35]KNOPPIX-MLに初めて参加します。よろしくお願いします。 」
ただの白黒の紙媒体が目的とは語ってはおりません。
私がこれまで投稿させて頂いた複数のメッセージを読んで頂ければ、
そこらの普通のFAXとはまったく違ったシステムであるとわかります。
さらに突っ込むと、
今やP2Pは使っていて当たり前という時代が、遅かれ早かれ到来すると思います。
グローバルIPアドレスが、プロバイダから動的に割り当てて貰えて、
常時接続が当たり前の世の中です。名前解決には無料のDynamic DNSだってあります。
電話線を使ったFAXにも、Internetを使った既存の電子メールにも
私は満足しておりません。
他の誰か賛同者がいるかどうかはともかくとして、
新しい技術が生まれるのを待っている人がいるかもしれない・・・。
と、勝手に考えました。
製品化すれば、「ああ、これ便利だね」で広がるかもしれませんが
現時点では、私はまともなプログラムが組めそうも無いですし
電子工学も自分で回路が設計できるまでは身についておりません。
私には、簡単な電話工事と電気工事の資格があるだけです。
昔はアマチュア無線でパケット通信を楽しんでいたスキルくらいです。
私のメインの仕事は、社内のinfrastructureの整備と、
世の中の最新情報を収集して社内に新技術を導入する活動と平行して
PHPで社内向けの簡単なシステムを構築しております。
実は、本件については内職でやっていることなので、
バレたらやばいです。
Windows2000professionalでもWindowsXPprofessionalでも、
FAXモデムを接続すれば、単独のFAXサーバーになります。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
最初からWindowsの標準機能で付いています。
FAXだと紙がもったいないし、保存の必要が有る時には
SHARPの複合機のスキャナPDF変換機能で読み込んで保存しています。
パソコン1台買うための見積もりをFAXで受け取って、
複合機で連続してスキャンしてPDFに変換して遠くの営業所に
添付ファイルで電子メール送信。
それでいて、稟議書もPDFに変換して保存。
毎年訪れるサーバーの保守契約更新の稟議書を作成するために、
前年に保存したPDFファイルの稟議書を
ファイルサーバーから検索する仕事も大変です。
検索エンジンのnamazuだけでは物足りなくて、
データベースとの連携が欲しいと思いました。
セキュアでいて人々を魅了する、
画期的なInformationCommunicationのシステムが欲しいです。
自分でシステムが組めるなら、
うっかりすれば儲かるかもしれない話をここに投稿しません。
でも、私はお金よりパソコンいじりのほうが好きです。
国産として生まれれば面白いと思って、
指揮者(識者)の方数名にメールを送ってみたのですが、
なかなか難しいですね。
面倒くさいことは誰でも関わりたくないご時世です。
今の世の中、
国内には最新技術を担ってくれる公的機関がないですね。
新技術という夜明けを否定されました。
今後の展開によっては私が無能だった事が立証され、
大言壮語の戯事で終わりそうです。失礼しました。
--船木康博
|