Vitruvian Penguin
knoppix

[knoppix:3571] 返信:[knoppix:3570]]誰でも使えるKNOPPIX謹製インターネットFAXサーバーの案

Date: Wed, 14 Jul 2004 09:20:56 +0900
X-mailer: Microsoft Outlook Express 6.00.2800.1409
天野様、おはようございます。
返信ありがとうございます。

現在の電子メールシステムですが、
Telnetのソフトでポート番号を指定すれば、
どのようにやり取りが行われるかわかります。
これが、SSH上で実現できていればOKなのです。
ファイルを転送する場合には、
SSHの機能の一部であるscpを使えばいいと考えました。

既存の電子メール関連の技術で攻める場合ですが、
PGPも画期的な手法だと思います。
ただ、社員全員がコンピュータに精通していないので
間単に暗号化を導入できない側面もあります。
フリーウェアでもシェアウェアでも、市販のパッケージでも、
簡単に使えそうな電子メールソフトは数多くありあす。
http://www.justsystem.co.jp/shuriken/factor/comparison.html
でも、ウイルスが発信した大量の差出人詐称のメールなどを毎日見ていると
SMTPの限界がそろそろ来たぞと思ってしまって、
現在の電子メール送受信システムがセキュアなシステムとしてあと何年維持
できるのか心配です。
しかも、メールをちゃんと受け取っているのかどうか、
OutlookExpressの開封確認メールレベルでは満足できません。

どこかのサーバーを経由すると、
中継サーバーに障害が起こっていても気付きません。
とは言ったものの、インターネットの通信網自体でトラブルを起こせば
それまでという話に落ち着きます。

最近遭ったNTT???の局舎でのトラブルのお陰で、
会社のイントラネットにも障害が起こり、参りました。

もし、InternetFacsimile(仮称)がP2Pのシステムだったら、
IP電話の感覚で稼動してもいいと感じました。
InternetFacsimile(仮称)は、ISPが会員用に立ち上げても
グローバルIPが動的にでも割り当てて貰える状況なら、
個人で立ち上げても早く使ったもの勝ちだと考えました。

あまりこのネタで引っ張ってもしょうがないのですが、
InternetFacsimile(仮称)のアドレス名について、
こんな提案がございます。

例えば、"funaki"という人がいて、
所属(DNS名)が、"fax.nantoka.com"で、
その人が使っているルーターのWAN側MACアドレスが、"1234567890"だった時、
その人宛のInternetFacsimileのアドレス名は、
funaki@xxxxxxxxxxxxxxx@1234567890
という表現方法です。

企業でDNS名を登録されている場合は、DNS名がそのまま使えて、
各ISPから接続している個人の方は、ここがDynamic DNS名になります。
ISPからDHCPで割り当てられたIPアドレスが動的に変わってしまっていても、
MACアドレスは簡単に変更されません。これで最低限の認証ができます。

ルーターのWAN側MACアドレスは、
セキュリティの為とか、ルーターを買い替えた場合など、
何らかの事情により意図的に変更したい場合に限り
例えばバッファローのBBR-4HGという製品では、
「手動設定」で変更できるようになっております。
MACアドレスは、千円出してLANカードを買えば、必ず何か付いてきます。

XML関係の技術は凄まじく、何でも実現できそうな技術ですが、
既存の技術の改良によりどこまで達成できるか
実体として見てみたかったのです。

namazuですが、社内のシステムでそこそこ調子よく動いています。
トラブルが起こるまで触らぬ神にたたりなしという訳ではないのですが、
複数のタスクで業務を行っているので手が回らない状況です。

メールありがとうございました。
--船木康博
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